球磨地域悪性家畜伝染病に係る防疫演習の開催
球磨地域振興局では、11月11日にあさぎり町の深田高山体育館で、球磨地域悪性家畜伝染病に係る防疫演習を開催しました。
本演習では、「防疫措置開始までの初動対応」について、座学研修と実演の2部構成で実施し、城南家畜保健衛生所、管内市町村、農業関係団体及び建設業協会人吉支部等、関係機関約80名が出席しました。
座学研修においては、高病原性鳥インフルエンザの発生状況、発生時の地域対策本部にける初動対応及び健康福祉部の防疫対応指針の変更点について、それぞれ担当所属から説明しました。
実演においては、支援センター、現場事務所、消毒ポイント及び通行規制を体育館と駐車場にそれぞれ設置し、農業普及・振興課の担当から説明及び実演を実施しました。
球磨地域で高病原性鳥インフルエンザが発生した場合は、地域全体で防疫措置を実施する必要があります。特に今シーズンにおいては、例年よりも早いペースで感染が拡大しています。そこで、万が一の発生に備えるとともに、関係機関と連携強化、養鶏場での飼養衛生管理基準の遵守状況の確認、防疫対策強化の呼びかけ等を継続して実施し、鳥インフルエンザ発生リスクの低減に取り組んでいきます。