天草地域における新たな地域内輸送体制を活用した地産地消販売会の開催
天草地域は大消費地から遠く離れた産地であり、物流の2024問題を契機とする輸送コストの上昇や物流体制の再構築など新たな課題の影響を受けています。特に、天草地域を広く管轄するJAあまくさでは、各地に点在する集荷所から農産物を集めてまわる必要があり、また、農家の高齢化等による生産量の減少や少量多品目化に伴うロットの低下と相まって、輸送コストの更なる増加が懸念されています。
そこで、天草広域本部では、天草産農産物の輸送効率化と地域内での消費拡大促進を目的に、JAあまくさ、運送会社、地元スーパー、県流通アグリビジネス課と新たな輸送体制の検討を行ってきました。その結果、天草地域に既存運行ルートを持ち、かつ、小ロットの輸送が可能な運送会社と連携して、JAあまくさ管内農産物を集荷する地域内輸送体制が整備され、輸送コストの抑制につながりました。
この輸送体制を活用してAコープ大矢野店にJAあまくさの農産物を運び、2月21日に地元産農産物の販売会を開催しました。当日は、店頭にずらりと並んだイチゴやミニトマトなどの天草産野菜をたくさんの地域の方々に手に取っていただくことができ、地元産農産物の認知度向上につながる良い機会となりました。
今回新たに確立された輸送体制は、コスト面でのメリットに加えて、地域内を少量でも運ぶことができる柔軟性も併せ持っています。この特徴を活かした地産地消の推進を引き続き支援していきます。