トルコギキョウ立毛品評会開催
農業普及・振興課では、JAあまくさと連携し主要品目であるトルコギキョウの産地の維持及び発展に取り組んでいます。
トルコギキョウの品質は収穫前にほ場内で行う枝・芽整理(以下、芽整理)の適期実施が一つのポイントであり、この芽整理技術の高位平準化が産地の課題となっています。当課では個別面談や集団指導の場で芽整理技術の指導を行っており、取組状況を評価する立毛品評会を令和5年度より実施しています。
例年は12月出荷の一番花の品評会しか行っていませんでしたが、今年度から6月出荷の二番花についても品評会を行うこととし、5月8日に生産者9名のほ場で審査を行いました。この審査結果は生産者にとって生育や芽整理状況、品質を客観的に確認するものとなり、当課、JAあまくさにとっては、今後産地としてさらなる品質向上に必要な芽整理の適期作業や病害虫防除の徹底が必要だと気づかされるものとなりました。また、品評会には、経済連の指導担当や農産園芸課にも参加いただき幅広い意見をいただくことができました。
当課では引き続きトルコギキョウ品質の高位平準化に向けた取り組みを進め、消費地から選ばれる産地づくりを支援していきます。