個性豊かな旬の天草カンキツをアピール~天草地域中晩柑果実品評会の開催~
天草地域は、温暖な気候を活かした県内有数のカンキツ産地です。熊本が誇る「デコポン(不知火)」や天草で約100年の歴史を持つ「ポンカン」、多彩なスイーツが人気の「あまくさ晩柑(河内晩柑)」等の中晩柑が栽培されています。
2月は、天草地域のカンキツの出荷最盛期となることから、カンキツ農家の栽培技術の研鑽、消費者へのPR・コロナ禍での消費拡大を目的に、天草広域本部において、天草地域中晩柑果実品評会を開催しました(2月17日)。
品評会には、天草地域のカンキツ7品種81点が出品され、JAや市、農業普及・振興課、天草農業研究所等の果樹振興関係者が審査にあたりました。また、入賞果実については、JA直売所にて展示されました。
令和3年産は、8月の大雨等による厳しい栽培環境でしたが、品質の良い果実が生産され、コロナ禍において、これから販売最盛期となる天草カンキツをアピールすることができました。
近年は、気象変動が激しいことから、高品質安定生産のための栽培環境の整備が課題となっています。天草のカンキツを安定的に消費者に届けられるよう、生産者や関係機関とともに取り組んでいきます。