天草地域悪性家畜伝染病対策防疫演習の開催
熊本県では、例年11月から翌年4月までの期間を「高病原性鳥インフルエンザ特別防疫対策期間」と定め、防疫強化に当たっています。
天草地域でも特別防疫対策期間に備え、万が一悪性家畜伝染病が発生した際に迅速かつ的確な初動対応ができるよう天草管内の建設業協会、農業共済組合、農業協同組合、警察署、市町、天草広域本部職員を対象として、防疫演習会を開催しました。
10月4日には、天草市新和町において、農場内作業者の送り出しの拠点となる現場事務所について、設営と運営に係る一連の流れを確認しました。また、運営は、実際に防疫服を着用した作業者を送り出し、現場事務所スタッフが対応することで、担当者の役割を確認する実践に即した演習を行いました。
10月25日には、天草広域本部において、天草家畜保健衛生所及び天草広域本部農業普及・振興課から、口蹄疫、豚熱、鳥インフルエンザ等の悪性家畜伝染病の概要及び初動対応に係る後方支援についての説明を行いました。また、10月4日の演習での振り返りや現場事務所以外の防疫対応についても説明を行い、参加者の防疫意識の徹底と確実な初動対応に向けた心構えを養うことができました。
当課では、引き続き支援センターや現場事務所候補地の確認を行うなど、防疫体制の整備を実施していきます。