2024年のエリア普及現地情報

2024年2月

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審査の様子
上位に入賞したほ場

JAグループ初!トルコギキョウ立毛品評会開催

農業普及・振興課ではJAあまくさと連携し主要品目であるトルコギキョウのプロジェクトチーム(以下、PT)を立ち上げ、産地の維持及び発展に取り組んでいます。
トルコギキョウの品質は収穫前にほ場内で行う枝・芽整理(以下、芽整理)の適期実施が一つのポイントであり、この芽整理技術の高位平準化が産地の課題となっています。PTでは個別面談や集団指導の場で芽整理技術の指導を行ってきましたが、その取組状況を評価する機会がありませんでした。そこで、芽整理の実施状況を評価するための立毛品評会を実施しました。
トルコギキョウにおける立毛品評会は、県内のJAグループでは前例がなく、審査基準等もPT内で作成し、12月14日に生産者9名のほ場で審査を行いました。この審査結果は生産者にとって芽整理実施状況を客観的に確認するものとなり、PTにとっては技術習得以外の要因も芽整理の実施状況に大きく影響していることに気づかされるものとなりました。今後はこの結果を全体会議や個別面談の場で生産者と共有していく予定です。
当課では引き続きトルコギキョウ品質の高位平準化に向けた取り組みを進め、消費地から選ばれる産地づくりを支援していきます。

2024年1月

室内講義の様子
柑橘園における説明の様子

広域的な鳥獣被害防止対策研修会開催

天草地域における鳥獣による農作物被害は、イノシシによるものが大部分を占めており、高止まりしている状況です。さらに、数年前からカモ類による被害も増加してきており、これらの被害軽減への取組みが喫緊の課題となっています。
そこで、天草地域全体の研修会を、令和5年11月7日に天草市有明町において開催し、本年度に鳥獣被害防止対策事業を実施する農業者や関係者など約40名の参加がありました。
研修会では、(株)イノPの稲葉氏から、「地域と畑は自分たちで守る」と題して、カモ類及びイノシシから農作物被害を防ぐために必要な基本的な考え方と自分たちでできることについて講義がありました。その後、現地の柑橘園に移動し、ワイヤーメッシュ柵の効果的な設置方法について現物を用いた説明がありました。また、イノシシのひそみ場対策としても期待される耕作放棄地にセンダンの木を植える取組み「天草センダンプロジェクト」についての天草広域本部の林務課から情報提供も行われました。
今後は、カモ類に対する正しい対策を広めるとともに、イノシシ対策の基本の見直し等を周知し、鳥獣による農作物被害の軽減につながる取組みを引き続き進めていきます。

2024年1月

現地視察の様子(肥後あゆみの会)
現地視察の様子(松合食品)

~新規就農者の経営の土台づくりと早期定着に向けて~第2回勉強会(現地視察研修)を開催

天草地域は、不知火やきゅうりなど園芸主要4品目を生産する新規就農者に対して、関係機関とプロジェクトチームを結成し、就農定着支援に取組んでいます。  
11月8日に第2回勉強会として、宇城地域の優良経営体や味噌醤油メーカーの取組みを学ぶ第2回勉強会「現地視察研修」を開催しました。
新規就農者や就農準備研修生、4Hクラブ員など9名の参加があり、宇城市で柑橘やブドウを栽培されている御舩果樹園、令和4年度県農業コンクールの地域農力部門で秀賞を受賞された肥後あゆみの会、原料にこだわった味噌・醤油を製造されている松合食品を視察しました。ほ場訪問を含め、栽培管理のポイントや販売戦略などを聞き取り、栽培技術や成功したきっかけ、学ぶ姿勢などについて意見交換を行いました。
参加者からは、「付加価値をつけてブランド化する重要性を改めて感じた」、「地域の利点を生かした農業を意識していこうと思った」、「違うタイプの視察先に一度に行けて良かった」などの感想があり、有意義な現地視察となりました。
今後も新規就農者の定着に向け、集団指導(勉強会や交流会)と個別指導(技術、経営)を組み合わせながら、きめ細やかな支援に取組んでいきます。

2024年1月

食品表示の現状について(講師:甲斐主事)
ワークショップの様子(中央:新納主技)

食品表示の適正化に向けて~農産加工グループ食品表示研修会開催~

天草地方農山漁村活性化グループ連絡協議会に所属する農産加工グループでは、物産館や直売所で弁当や総菜を販売していることから、企画調整班と連携し、食品表示の適正化に向けた研修会を11月21日(火)天草広域本部会議室において開催しました。研修会には農産加工グループ及び関係機関・団体より21名の参加があり、講義とワークショップ形式により研修を行いました。
はじめに、管内の物産館や直売所の巡回調査結果に基づいた食品表示の現状について、企画調整班の甲斐主事より説明があり、間違えやすい表示内容や不適正事例、食品表示の重要性等について指導してもらいました。
また、くらしの安全推進課の新納主任技師より、食品表示の目的や表示に係る法律、表現方法、表示しなければならない品目など、管内で販売されていた総菜等の表示を参考に分かりやすく解説がありました。後半のワークショップでは班に分かれ、例題を用いて食品表示表を完成させ、正しい表示方法や間違えやすいポイント等を学びました。研修中は、講師に積極的に声をかけ、使用中の表示内容について確認してもらうなど参加者の関心の高さが伺えました。
食品表示は食の安心安全を担保するうえで必要不可欠なものですが、様々な法律が関与し複雑であることに加え、違反により被害が発生した場合のリスクは想像以上に高いものがあります。本課では引き続き各班と連携し、活性化グループの活動支援に取り組むこととしています。

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