2025年のエリア普及現地情報

2025年1月

new

天草の農林水産物が一堂に集まり魅力をPR! ~第2回天草農林水産祭を開催~

天草広域本部では、「天草産農林水産物の魅力発信による天草地域の活性化プロジェクト」として、農林水産部を横断したプロジェクト活動を行っています。
その中で、天草産農林水産物の地産地消促進を目的とした「地産地消加速化プロジェクトチーム(PT)」を立ち上げており、天草管内の農林水産業関係団体が一堂に会し、天草産農林水産物をPRすることを目的とした「天草農林水産祭」の開催に向けて調整を行ってきました。昨年度は天草漁協の「おさかな祭り」とのコラボで初開催した「天草農林水産祭」ですが、今年度はJA本渡五和が開催する「アグリフェスタ」(11月16日~17日)とのコラボで開催することができました。
当日は、天草農林水産祭として11団体が出店し、天草広域本部が天草市イルカセンターと共同で開発した「ザクっとSURIMI」や天草大王、カスミソウ、車エビ釣りなど多数の農林水産物の販売・PRが行われました。
アグリフェスタ全体としては2日間で約6,000人が来場され、来場された方からは、販売されている商品の事や農産物の生産地などについての質問がなされており、生産者が消費者の声を直接聞く機会ともなりました。
天草広域本部では、地産地消に向けた取組みと地域の農林水産物のPRを通して、農林水産事業者の所得向上につながる支援を引き続き行っていきます。

2025年1月

new

~新規就農者と地域の中核農家との交流促進~ 新規就農者と天草農業経営者協議会の管内視察研修を初めて合同で開催

農業普及・振興課では、園芸主要品目で生産を行う新規就農者に対して、関係機関とプロジェクトチームを結成し、重点普及課題「新規就農者の確保と定着支援」に取り組んでいます。
新規就農者と地域の中核農家との交流を促進するため、11月11日に新規就農者と天草農業経営者協議会の管内視察研修を初めて合同で開催し、経営者協議会員の園地の現地視察を行いました。
新規就農者(研修生含む)12名、天草農業経営者協議会14名の参加があり、この時期の栽培管理や近年の異常気象への対応等について、熱心な質疑応答が行われました。
また、現地視察終了後、天草広域本部において、新規就農者と経営者協議会員が意見交換を行い、経営者協議会員から新規就農者へ熱心なアドバイス等が行われました。
新規就農者からは、先輩農家の声を直接聞けたのでよかったや経営者としての夢が見えてきた感じがした等の意見が聞かれ、大変有意義な研修となりました。
引き続き当課では、個別指導とともに勉強会を組み合わせながら、きめ細やかなサポートにより新規就農者の所得向上、定着に向けて取り組んでいきます。

※天草農業経営者協議会とは、指導農業士や県農業コンクール入賞者で構成される組織。

2025年1月

new

管内の地域営農組織の今後のあり方を検討!

管内の地域営農組織の構成員が一堂に会し、課題を共有するとともに、その解決への方策を検討することを目的に、天草地域営農連絡協議会主催の第2回連携会議が11月27日(水)に開催されました。
天草広域本部農業普及・振興課では、事前に実施した経営継承に関するアンケートについて、①自作面積や経常利益の多寡によらず後継者不足に悩んでいる、②比較的経営基盤が弱い組織でも経営継承への取組み意向がある等の分析結果を報告しました。
その他、水稲の高温対策につながる基礎調査として、本年度産の米の品質とかんがい用水の入手しやすさとの関係性について情報提供するとともに、ポスト「コシヒカリ」として目される有望品種「にじのきらめき」の栽培試験結果の報告と試食会を行いました。
参加者からは、「(会議に出席し)他の組織も同様に経営継承問題で悩まれていることが判り、前を向いて行動したいと思えた」、「有望品種を試作してみたい」、「組織の広域化・二階建て化による運営の負担軽減ついて、行政やJAで旗を振り、早くロードマップを示してほしい」等の意見が挙げられました。
これらのご意見を受け、当課では今後、組織の広域化・二階建て化を見据えて、関係機関と協議のうえ(広域化・二階建て化の)研究部会への加入意向調査や、「にじのきらめき」の試作希望調査を実施していく計画です。

エリアカテゴリ