芦北地域の農業担い手支援活動が全国的に評価される
芦北地域の関係機関・団体で構成する芦北地方農業振興協議会(会長:白坂主税JAあしきた組合長、事務局:芦北農業普及・振興課)では芦北地域の農畜産物の振興や担い手育成に取り組んでいます。
このたび、協議会の「新たな担い手確保対策プロジェクトチーム(以下PT)」による新規就農希望者への支援活動が、(公財)中央果実協会が主催する「令和6年度果樹農業における担い手の育成及び活躍表彰」において「中央果実協会理事長賞」を受賞しました。
中央果実協会から①PTの設置②就農希望者へのバスツアーや意見交換等により、就農への不安と認識ギャップの緩和③リリーフ園地の就農研修活用、独立就農時での継承、について評価されました。更に「新規就農者等の研修の取組について、代表的なものとして事例発表してもらうべき事例」として選抜され、オンライン発表会での取組事例の紹介ならびに意見交換会のパネラーとして発言しました。
意見交換会では、「PTを立ち上げた狙い」や「リリーフ園の維持にかかる負担もある中での意義について」の質問があり、相談者に対するワンストップでの支援や新規就農者の収益確保が、結果的に産地維持につながることを説明しました。
全国的に担い手が減少していく中で、就農希望者に選ばれる産地になることを目指し、今後も関係機関と連携しながら就農希望者に寄り沿ったサポートを行ってまいります。