~令和2年7月豪雨災害からの創造的復興に向け前進~ 加工用ばれいしょを収穫しました
芦北地域では、令和2年7月豪雨災害からの創造的復興を目指して、水田裏作の新規品目として加工用ばれいしょの導入に取り組んでいます。今年産(令和8年産)は、管内の2法人が計50aで栽培に取り組み、5月25日から収穫作業を行いました。
加工用ばれいしょは、価格が比較的安定していますが、青果用の約半分ほどの価格で取引されるため、収量確保とコスト削減が重要です。しかし、令和6~7年産の収量は、10a当たり約1tと少なく、排水や雑草対策などの課題も残りました。そこで、今年産の作付前に、水田裏作の先進地である八代地域でノウハウを学び、排水対策などを強化して栽培に取り組みました。
その結果、収量は10a当たり2.2tと前作の2倍以上に向上し、生産者からは、「水田でもこんなに収穫できるとは驚いた」との喜びの声が寄せられました。一方で、農家の所得向上のためには、10a当たり3tの収量を目指す必要があります。今年産は、植付時の地温確保や種いもの管理に課題が残ったため、次作に向けて改善策を検討するとともに、技術の安定化のため、今年度中に芦北地域版の栽培基準を作成する予定です。
農業普及・振興課では、今後も引き続き、関係機関と連携して課題解決に取り組み、加工用ばれいしょの導入が農家の所得向上に結び付くよう支援を続けていきます。