水俣・芦北地域悪性家畜伝染病防疫演習を開催
悪性家畜伝染病(高病原性鳥インフルエンザ等)が発生した場合、迅速な初動防疫措置を行うために、関係者の連携確認及び防疫作業への理解を促進することを目的に、10月29日に関係機関の55人が集まり防疫演習を開催しました。
演習は3部構成で行い、第1部では支援センターの設営及び運営を行いました。演習に参加した担当者でゼロから支援センターを設営したため、はじめは戸惑う場面も見られましたが、広い会場内でレイアウト通りに配置する手順や、動員者が到着後からの運営の流れを確認することができました。
第2部では現場事務所運営、第3部では消毒ポイント運営の実演を行いました。現場事務所実演では、防疫従事者が現場事務所と農場を往復する間の動線を確認するとともに、現場事務所に帰ってくる際の全身消毒用ゲートも稼働させました。消毒ポイント実演では引き込み式車両消毒と、組立型消毒槽による車両消毒の2パターンを実演しました。
全体を通して、悪性家畜伝染病が発生した際の後方支援に係る業務内容の確認と、関係機関の役割分担について改めて確認することができました。
当課は今後とも、関係機関と連携を取りながら、防疫対策の強化に努めます。