JAあしきたイチゴ経営の安定化に向けて
平成27年度から農業経営に参入したJAあしきたのイチゴ栽培ですが、前作では、初めて取り組んだ育苗で、病気の発生や作業遅れから、必要な苗数を自前で確保できず、3月以降にはハダニが多発して、減収となりました。
このため、農業普及・振興課では、育苗期の病害虫対策や作業の進捗管理を重点指導した結果、今作では全面積分を自家苗で定植することができました。
ハダニの対策では、薬剤感受性検定を行い、天敵導入後も使用可能で、感受性が低下していない農薬を確認しました。また、昨年試験的に取組んで、効果の高かった天敵を11月以降全ハウスに導入する予定です。
今後も、従業員毎の作業量を分析し、作業の効率化を進め、収量の向上やコスト削減を図り、イチゴ経営の安定化に向け支援していきます。