芦北型かんきつ就農支援で令和5年度研修生が増加
芦北地域では、かんきつ農家の高齢化と担い手不足の問題解決のために、市町、JA、普及で「新たな担い手確保対策プロジェクトチーム」を設置し、地域一丸となって新規就農者の確保に取り組んでいます。
管内での新規就農者が難しい中で、全国から新たな人材を発掘すべく、SNS(ホームページ、インスタグラム)で積極的に発信しています。
併せて県内外の就農相談会で、園地のリリーフ体制(就農後の園地確保)の構築を紹介し、その後もオンライン相談後、現地見学、お試し研修と段階を踏んで、あしきた農業の魅力体験してもらって、移住の際の住居や生活面の不安の解消にも役立ててもらいます。
その効果もあって、年々芦北へ移住して、新規就農される方が増えてきました。令和5年度では、前年の2名から増えて6名の就農準備研修生(うち1組は夫婦)となり、芦北地域の将来を担う若い世代で活気が生まれています。
この流れを止めることなく、これからも農業普及・振興課では市町、JAと一体となった切れ目のない芦北型かんきつ就農支援で選ばれる産地を目指していきます。