2024年のエリア普及現地情報

2024年2月

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世界最高峰の茶コンテスト「THE LEAFIES」で生産者2名が受賞・表敬訪問

「THE LEAFIES」は昨年度から紅茶の本場イギリスで開催されている世界最高峰の茶のコンテストで、紅茶、緑茶、釜炒り茶等の20以上の部門に300点以上の茶が出品されます。
今年、管内の茶生産者である「お茶のカジハラ」さんが釜炒り茶で金賞を、「お茶の坂口園」さんが紅茶で優秀賞を受賞されました。梶原さんは昨年度のコンテスト最高賞に続き、2年連続での受賞となりました。(結果詳細は下表のとおり。)
12月22日には受賞されたお二方による、振興局長への表敬訪問をいただき、栽培や製造上のこだわりについてのお話や、受賞茶のふるまいを行っていただきました。
管内の茶が世界基準で高評価を受け、2年連続で受賞されたことは、生産者の皆さんへも明るいニュースとなりました。今後も当課では、高品質な茶生産のため栽培技術の支援等を行っていきます。

2024年2月

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芦北地域「輝き」栽培面積推移
「輝き」に関心を寄せる生産者ら

「くまさんの輝き」作付け拡大へ!水稲講習会を開催

芦北地域の水稲作付けは、「ヒノヒカリ」が大部分を占めている一方で、「くまさんの輝き」(以下、「輝き」)の作付面積が年々拡大しています(下グラフ参照)。その大きな要因は、近年、記録的な猛暑が続く中、「輝き」は高温耐性に優れ、品質が保たれることにあります。実際に、今年の1等米比率は「ヒノヒカリ」の43.9%に対し、「輝き」は86.1%と差が開きました。
そこで、更なる「輝き」への品種転換を推進するため、JAあしきたと連携して講習会を開催しました。始めに、「輝き」のR5年産の出荷量と1等米比率、また、県内での生産状況や品種特性について説明を行いました。続けて、品種ごとに玄米サンプルを用意して、白未熟粒※の割合等を見比べてもらいました。
生産者からは、「『輝き』に来年からでも転換したい」という声が聞かれるなど、「輝き」の品質の良さを実感され、前向きに品種転換を検討される方が多くいました。
R6年産も「輝き」の作付面積は増加する見込みです。今後も当課では、「輝き」への転換が生産者にとって希望となるように支援して参ります。

2024年2月

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Y氏の園地を見学する様子
JAあしきた選果場の視察状況

新規就農確保に向けてバスツアーの開催

芦北地域では、管内で就農を希望される方を対象に、地域の魅力や果樹農業の実情を見て知ってもらうための「バスツアー」を12月9日に実施しました。
今年度就農相談会の来場者や情報誌を通してツアーを周知したところ、関東を含む4名(県外3名県内1名)の参加がありました。当日は、新規就農者第1号のY氏の園地を見学し、Y氏からは就農のきっかけや果樹という作物のメリット・デメリット等を話され、その後の意見交換では参加者から多くの質問が出されました。選果場では、JAから県内でトップクラスの「でこぽん」の生産状況や販路について話され、参加者の中には芦北での就農に強い意欲を示され方もおられました。今後は、就農への次のステップとして果樹作業体験等の短期研修に参加いただき、円滑かつ就農希望者に寄りそう就農サポートを図っていく予定です。

2024年1月

対策展示ほ設置検討会の様子
対策展示ほ設置検討会の様子

鳥獣被害に強い園地へ~防護柵のモデル園を設置~

芦北地域ではシカ等による農作物被害が急増しており、被害から「守れる」園地づくりを進めています。その一環として、11月20日に地域で初めての導入となる防護柵(金網柵)の対策展示ほ設置検討会を開催しました。
既存の防護柵の設置箇所においては、被害防止効果が導入時にはあるものの、管理不足等により柵が機能していない場合が見られます。そこで、今回の展示により、設置に係る施工性や農作物の被害軽減効果の検証を行っています。
現地検討会では、専門家や資材メーカーの担当者を始め、関係機関(市町、JA、農業共済)、農業者を招き、施工方法や施工性を体感しました。参加者からは「設置は力が必要で大変だけど、これなら守れそう」といった声が聞かれ、活発な意見交換を行うことができました。
鳥獣被害の軽減を図るため、これまで当課では関係機関と連携して地域連絡協議会を設立し、連携会議や講習会等を実施してきました(5月、9月普及現地情報参照)。
今後も連携を密にして、展示ほでの被害軽減効果を検証しながら鳥獣被害に強い園地づくりを進めていきます。

2024年1月

佐伯市での研修の様子(11/15)
放棄園や休耕田を再生した樹園地

果樹の基盤整備に向けて~先進事例研修の開催

水俣・芦北地域の基幹作物である柑橘類では、樹園地の多くが傾斜地にあるため、労働生産性の向上を図る上で基盤整備の推進が大きな課題となっています。
そこで、今後の基盤整備の参考とするため、主に水田の畑地化を通じて樹園地の基盤整備と、担い手への集積を推進している大分県佐伯市の取り組み状況を調査しました。研修会には、市町・JAあしきたの担当者に加え、JAあしきた果樹部会の役員等の農家3名も参加いただきました。
研修会では、大分県南部振興局並びに佐伯市の担当者から、地権者との交渉において地域リーダー農家の参画が大きな力になったこと、土質調査等により最適な改良工事を実施し、工費の節約に努めたこと等、取り組みの要点を説明いただきました。参加者からは、「集積推進チームの編成や進行管理の手法がポイントと感じた」「水田転換での果樹園整備の参考になる」等の声が聞かれ、当地域で樹園地の基盤整備を進める上で、貴重な知見を得られたと考えられます。
当課では、樹園地の基盤整備を進めるため、市町・JAあしきたで構成する「芦北地方農業振興協議会果樹部会」において、毎月の連携会議や、整備候補地の現地検討会等を実施しています。今後も関係機関との連携を密にし、樹園地の基盤整備の実現に努めていきます。

2024年1月

プロジェクト発表
表彰式

プロジェクト取組数倍増!4HC全員で農業経営改善能力を培う

芦北地方青年農業者クラブ連絡協議会(4HC)は、クラブ員がここ数年増加し、現在11名となり活気が増しています。しかし、プロジェクト活動に取組むクラブ員は、前年度で4名程度と半数以下の状況でした。
今年度は、新会長を中心に「クラブ全員でプロジェクトに取組むことで農業経営の改善を図りたい」という強い意志を受け、当課では全課員で5月から個別ヒアリングによる課題の選定や、9月の中間報告会、11月の合同発表練習など、実になるプロジェクト活動となるための積極的な支援を行ってきました。
その結果、11月17日に開催された芦北地方青年農業者会議では、意見発表と地域活動報告を含め、9名が発表しました。初めてプロジェクトを発表したクラブ員からは、「プロジェクトは面倒そうで抵抗があったが、普及指導員やクラブ員の協力を得ながら取組めたことで、問題を解決するための方法が身に付き、自信につながった」など、意欲の向上が見られました。
当課では、クラブ員のプロジェクト活動を通じた経営改善に向け今後も継続的に支援していきます。

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