2023年のエリア普及現地情報

2023年1月

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鳥インフルエンザ発生に備えた農場の消毒確認を実施

今年度は鳥インフルエンザの発生が、昨年と比較して10日ほど早く発生し、猛威を振るっている状況にあり、11月2日に知事の消毒命令が発出され、県内の養鶏場に消毒用の石灰配布を行うことが決定しました。これを受け、水俣・芦北地域は鹿児島県の養鶏地帯である出水市と隣接していることから、城南家畜保健衛生所及び管内市町と連携し生産者に石灰を配布し、防疫体制の強化を依頼しました。
出水市の養鶏場では鳥インフルエンザが7例(12月8日現在)発生しており、管内の出水市に隣接する水俣市では防疫の意識が高まっています。
これまで、当課では城南家畜保健衛生所及び熊本県建設業協会芦北支部(以下、芦北支部)と共に管内養鶏場に立ち入り、農場主立ち合いのもと、敷地内の現状確認を行い、万が一発生した場合の現場事務所、埋却地、資材置き場等の具体的な設置場所の情報を共有しています。
当課では、今後も関係機関と連携して、家畜防疫の強化に努めていきます。

2023年1月

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加温栽培デコポン着果状況
「聖秀」

令和4年産加温デコポン出荷スタート

芦北地域の基幹品目であるデコポンの選果が11月28日から開始され、12月1日に初売りが行われました。初回の芦北産デコポンは、外観良好で秀品率が高く、好調なスタートを切っています。特に、当地域の加温栽培では紅が濃く、色鮮やかな「聖秀」の導入を推進しており、現在、加温栽培面積のおよそ20%を占め、年々出荷量が増加しています。
当課では、前年度に加温栽培の生産管理において、「3月~7月上旬の最低温度管理」と「秋季の水分管理」がデコポン合格率に影響していることを明らかにしたことから、関係機関と連携し、その実証試験(5カ所)に取組んでいます。特に、10月以降、定期的に果実肥大、品質、土壌水分を確認し、増糖に向けた少水分管理指導を行いました。
今後は、今年産の出荷データを生産者とともに検証し、来年産の管理改善につなげていくとともに、加温栽培の高品質安定生産に向けて重点管理のチェックシートを作成するなど、農家自ら技術改善が行える生産体制づくりに取組んでいきます。

2023年1月

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JAあしきたカキ「太秋」果実品評会
低樹高ジョイント仕立て栽培園の収量調査

果実の外観と品質ともに良好な芦北産カキ「太秋」の出荷

芦北地域のカキ「太秋」は、大きな気象災害もなく順調に生育し、収穫期を迎えました。10月下旬に開催されたJAあしきた柿部会の果実品評会では、品質部門18点、大玉部門8点と前年度から出品点数が増え、今年は、大玉で果実の外観と品質ともに良好な果実が多く生産されています。そのため、今年産JA出荷計画量34tの内、高単価で取引されるお歳暮商材向け冷温貯蔵果実は7t(前年比150%)と多く見込まれています。
一方、当地域のカキ「太秋」の生産量は、生産者の高齢化と後継者不在により減少傾向にあるため、管理作業の省力・軽労化及び早期成園化が図れる低樹高ジョイント仕立て栽培の普及に平成27年度から取組み、現在では13戸、0.8haが導入しています。
当課では、低樹高ジョイント仕立て栽培を導入した生産者が安定した収量が得られるよう、接ぎ木方法、着果程度、結果母枝の配置、せん定方法など樹齢や生育ステージごとに分かりやすい栽培マニュアルの作成に向けて、関係機関と連携し取り組んでいます。
今後も、カキ「太秋」の生産量を維持し、高品質果実を安定出荷できるよう関係機関と連携し、取り組んでいきます。

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