令和7年度JA阿蘇出荷大会を開催 ~世界農業遺産の恵みで68億円突破を目指す~
令和7年7月1日に、主催JA阿蘇、協賛(一社)熊本県野菜振興協会阿蘇支部によるJA阿蘇出荷大会が阿蘇市内のホテルで盛大に開催されました。出席者はJA阿蘇園芸連絡協議会の各部会長をはじめJA熊本経済連や市場10社、管内市町村長等の行政関係者など総勢95名が出席し、令和7年産の販売目標達成に向け結束を強めました。
大会では令和6年度販売実績や小国郷地域、阿蘇谷地域、南郷谷地域のそれぞれの品目別出荷計画及び現在の作柄概況が報告されました。また、いちご部会の取組み事例紹介では、年内の収量確保や品質保持などの各種調査等についての活動に加え、県の補助事業を活用して導入した販売アイテムによる販促活動や、台湾やUAEなどの富裕層向けの輸出商談など「阿蘇いちご」の認知度向上の取組み等が紹介され参加者は聞き入っていました。また、各市場からは、令和6年産の市場動向や令和7年産の今後の見通しについて報告が行われました。
最後には、安全安心な農産物の生産拡大による安定供給体制の構築と販売力強化による農家所得の増大を図り、販売目標金額68億円を目指して頑張ろう三唱が行われ、産地としての気運が高まっています。
当課では、世界農業遺産の農産物として食料供給の責任産地として、引き続き生産力の強化や高付加価値化、担い手の確保・育成に向けた取組を支援します。