地域営農法人の運営をサポートします
3月17日に阿蘇地域振興局をメイン会場として、管内の地域営農法人を対象とした地域営農法人研修会をオンラインで開催しました。
各法人の代表者や各市町村及びJAの担当者が、阿蘇地域振興局の大会議室や各市町村役場の会議室に集まり、計53名が参加する研修会となりました。
初めに、「インボイス制度による地域営農法人の課題と対策」について、栗山賢陽税理士(JA全中顧問税理士)から講義していただきました。法人として、令和5年10月から導入されるインボイス制度にどう対応していくかが課題となっており、受講した生産者からは、「内容は難しかったが、今後の対策を法人で話し合うきっかけになれば」という声が聞かれました。
次に、阿蘇市の(農)碧水の取り組みについて代表理事から発表していただきました。(農)碧水は土地利用型作物のほかにも、野菜や花などの高収益作物の栽培に取り組まれており、所得向上を目指す良い事例発表でした。
当課からは、試験展示ほの活動内容や農業版BCP(事業継続計画)の紹介、農作業事故防止啓発を行いました。
当課では、今後も関係機関と連携し、地域営農法人の経営安定・所得向上に向け支援するとともに、研修会などを通して、将来の機械の共同利用などを見据え、法人間の横の繋がりができるよう図っていきます。