2020年のエリア普及現地情報

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2020年2月

設立総会の様子

高森町で地域営農法人(農)矢村の杜が設立

11月6日に高森町南在地区で、町としては2つ目の農事組合法人「矢村の杜」が設立されました。
当地区は中山間地でほ場は基盤整備されておらず、営農組合などの組織もなく、次世代へ農地をいかにして引き継ぐかが喫緊の課題となっていました。
このため、平成30年度から農地集積加速化事業を活用して農地集積の手法や担い手の形態などの検討を計38回行い、15名が参加する法人(集積面積約17ha)の設立に至りました。 
今後は、法人への農地集積を推進し、機械の整理合理化によるコスト削減等を進め、経営安定化を目指します。
当課では、関係機関と連携し経営安定化に向け、中山間地域に適した新技術導入や補助事業の活用等の支援を引き続き行っていきます。

2020年1月

研修会の様子
研修会の様子

家族・家庭の役割とは!?阿蘇地方生活研究グループ研修会の開催

阿蘇地方生活研究グループは、当地域の農村女性約130名で構成され、学校での食育活動や農産加工品の開発等を通じて、郷土料理の伝承や農村活性化に取り組まれています。
去る12月12日に共通課題「家族」をテーマに、阿蘇市農村環境改善センターで研修会を開催し、約70名が参加されました。
今回、熊本家庭教育研究所の工藤英子氏を講師に招き、「安心してください!みんないい家族」の題目で講演いただきました。最近は、スマートフォンのSNSによる事件や子供の虐待などが、多く報道されており、家族を取り巻く社会環境も大きく変化しているとの説明がありました。
講演内容が身近なもので共感を生んだため、終了時刻を過ぎるほどの熱心な質疑・応答がありました。参加者からは「家庭は大切だと改めて思った」、「私たちにできることもたくさん あること知った」などの声が聞かれました。
当課では、研修課題の提案や開催の支援・助言を行っており、本年3月には10回目となる「阿蘇ふるさと食の文化祭」の開催が計画されています。今後もますます阿蘇から農村女性パワーを発信していきます。

2020年1月

4Hクラブ員発表者
グループワーク

阿蘇地方青年農業者会議開催

去る12月17日、阿蘇地域振興局で阿蘇地方青年農業者会議が開催されました。
今年度は意見発表2題、プロジェクト活動4題をそれぞれ発表されました。今年度加入した新規クラブ員も発表され、活発な質疑・応答が行われました。
また、今年度は、グループワークが初めて行われました。「農業で儲かるためにはどうすればいいのか、5年後のあるべき姿として今から何をすべきか」のテーマをクラブ員・行政・普及を交えて意見交換を行いました。最後にクラブ員の代表1名が各班の意見を取りまとめてそれぞれ発表し、情報共有ができました。クラブ員が一人一人役割や責任を持ち、すばらしい会議にすることができました。
今後は、1月28日に開催される熊本県青年農業者会議で優秀な成績が収められるように、クラブ員と当課と一丸となって発表内容をさらに磨き上げていきます。当課では、本会議の成果を踏まえ、各クラブ員がプロジェクト活動に楽しく取り組めるように動機づけと環境づくりを進めていきます。

2020年1月

南阿蘇村展示ほ(R元年12月)
高森町展示ほ(R元年12月)

もち性大麦の展示ほ調査

阿蘇地域では近年地域営農法人の設立が続いており、当課では法人設立後の経営安定に向けて、裏作として大麦を推進しています。
これまで、管内の大麦作付は阿蘇市の基盤整備されたほ場がほとんどでしたが、管内の中山間地域の2法人(高森町、南阿蘇村)から、近年ダイエット食品やグラノーラの材料で注目されているもち性大麦の新規作付の意向を受けました。このため、8月と10月に実需者やJAなど関係機関を参集し、品種選定や展示ほ設置を決定しました。
11月上旬のソバ収穫後、もち性大麦2品種の播種(高森町で約155a、南阿蘇村で約70a)が行われました。このうち、南阿蘇村の展示ほで、生産者と生育状況を確認しながら調査を行っています。播種後、高温多照傾向で推移したことから、現在、出芽、初期生育は良好となっています。
当課では今後も生育状況の確認を行いながら、適期追肥など栽培管理技術指導を行っていきます。

2020年1月

光線透過率調査の状況(ハウス内外で同時に照度を測定)

ハウスフィルムの光線透過率を調査

阿蘇中岳は7月下旬から連日噴火・降灰が継続しており、11月以降、降灰量が増加傾向であるため、現在栽培中のイチゴの他、多様な品目で来春からの栽培への影響が懸念されています。
生産者は、度重なるハウスへの降灰によるフィルムの汚れや劣化を特に心配しており、被害状況の把握が必要となっています。
当課では、12月にJA及び市町村と協力し、管内7市町村におけるハウスフィルムの光線透過率調査を初めて実施しました。ハウス50棟を対象にサンプリング調査を行った結果、光線透過率が大きく低下している地域を確認しました。
今回の調査結果を関係機関とも共有し、必要な降灰対策を進めるとともに、引き続き被害状況の把握に努めていきます。

2020年1月

草勢を示す茎径のグラフ
出荷反省会での調査報告の様子

トマト生育調査結果を説明

12月に開催されたJA阿蘇トマト・ミニトマト部会の出荷反省会において、5~10月にかけて行ったトマト農家4戸の生育調査結果とこれらの結果をもとに作成した栽培管理や肥培管理のポイントを説明しました。
具体的には、反収の多いほ場は、
① 初期の草勢が強く、安定していること
② 収穫果実数がおおいこと
③ 施肥量が多くない傾向があること
が分かり、グラフにまとめて説明しました。出席された生産者の方々から分
かりやすかったという声をいただきました。
また、来年度は、今回行うことができなかった定植直後からの生育調査をはじめ、排水性に課題がある水田でのトマトほ場を対象とした詳細な調査を行っていきたいと思います。これらの調査をもとに、栽培管理技術の向上につなげ、阿蘇地域全体のトマト生産性向上を図っていきます。

2020年1月

出荷が始まった充実した株

イチゴの出荷が始まりました

阿蘇地域では、恋みのり、ゆうべに、さがほのかの3品種を中心にイチゴが作付されています。今年も県内でいち早くイチゴの出荷が始まりました。11月上旬からはJA阿蘇いちご部会のパックセンターが稼働し、出荷が本格化する見込みです。
本年度は、例年より花芽分化が早く、定植も早めに始まりました。定植後の活着も順調に進み、好天にも恵まれたことから、充実した株となっています。降灰の影響も心配されましたが、これまで大きな問題もなく順調に生育しています。
当課では、ゆうべにの定植時期の適正化を目的とした展示ほを2ヶ所設置し、初期の草勢確保による収量安定効果を実証しています。この調査結果を含め、有効な技術情報を、今後の栽培技術講習会や巡回指導を通して提供していきます。

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