鳥獣被害防止対策管内担当者会議を開催しました
上益城地域の令和3年度の鳥獣被害額は約2,400万円で、平成29年度の約6,700万円をピークに減少しつつありますが、現地からは効果的な鳥獣被害防止対策について要望が多い状況にあります。
そこで、令和5年7月11日に鳥獣被害防止対策に携わる町及びJAの担当者を参集し、上益城地域鳥獣被害対策担当者会議を開催しました。
会議では、まずは室内で、「えづけSTOP!」について農業普及・振興課から説明した後、各町の被害状況や現在の対応状況について、情報交換を行いました。上益城地域ではイノシシやシカによる被害が多く、今年度から通年捕獲に取り組んでいるといった情報提供がありました。また、先進地視察に行って対策について学びたいという意見もありました。
現地では、山都町に設置してある電気柵とワイヤーメッシュ柵を視察し、電気柵及びワイヤーメッシュ柵の設置にあたっての注意点等を確認しました。いずれの柵も、管理は大変だけど大事だという意見が挙げられていました。
農業普及・振興課としましては、今後も管内担当者の資質向上に取り組み、管内被害額の低減に向けて、担当者が一体となって取り組める体制づくりを図っていきたいと思います。