さわやか新茶の香り!高品質な山都茶を目指して
山都町では茶の摘採が4月18日から始まっています。今年度は3月から4月の気温が平年より1~2℃高く推移したことから、3~7日ほど早い摘採となっています。八十八夜にあたる5月2日には、品質の高い茶の生産と品評会での入賞を祈念し、山都町の小一領神社にて献茶祭が開催されました。
山都町では、令和4年度に「山都町茶振興計画」を策定・公表し、特色ある茶の生産、流通、販売、後継者育成など、茶の生産振興に取り組んでいます。
農業普及・振興課としましても、令和5年1月から山都町、JAかみましき及びJA阿蘇の担当者と毎月打ち合わせを行い、生産振興に向けた取組みを検討してきました。また、3月22日と4月11日には荒茶品評会に出品する茶園を対象に山都町の延べ22茶園を巡回して、病害虫被害の発生状況、摘採に向けた管理方法、摘採時期、被覆の開始時期等について指導を行っています。さらに荒茶製造にも立ち会い、製造方法や今後の茶園管理方法を指導するなど、高品質な山都茶の生産に向け、関係機関と一体となって進めています。