今年産の春スイカの出荷始まる!~昨年産を上回る品質確保に向けて~
今年もいよいよ春スイカのシーズンがスタートしました。JA鹿本では着果棒を用いてスイカの成熟度合いを管理しており、今回、1月7日・10日着果分を対象にした令和7年産、最初の大玉スイカの出荷査定会が2月21日に開催されました。査定の結果、糖度・熟度共に十分であることが確認され、2月25日から選果・出荷が開始されました。
昨年は春先の天候不順の影響で着果が遅れ、小玉傾向も加わったため、出荷数量は減少したものの、過去最高の単価を記録した年となりました。今年は、低温の影響により、一部でやや生育が遅れているものの、着果に影響はなく、順調な出荷が行われる見込みです。また、県農業コンクール大会で地域の主力である「スイカ」で秀賞をW受賞したこともあり、生産者の意欲も例年以上に高まっています。
農業普及・振興課では、曇天下での交配の徹底や病害虫防除など、万が一の天候不順の際の技術対策についても、きめ細やかに指導を行いながら、日本一の産地として、全国においしいスイカを安定的に供給できるよう、支援していきます。