二番茶増産に向け8年ぶりの茶園管理講習会
近年、世界の抹茶ブームにより全国的に緑茶から抹茶への生産移行が進んだことから緑茶の供給不足が生じ、令和7年の二番茶から全国の茶市場における取引価格が高騰してきています。
JA鹿本では、これまで茶の入札販売価格が低迷していたため二番茶を入札販売会には出荷せず、一番茶、二番茶ともにJA鹿本が独自ブランドで販売ルートのある茶の生産を主体に行ってきました。しかし今年は、経済連からの要請もあり、茶の価格高が期待できることから、入札販売会に出荷するための二番茶の増産を計画しました。
JA鹿本所属の生茶生産農家は、茶園面積が5aから3.7haまでの15名の生産者がいますが、これまで二番茶を摘採する生産者は2ha以上を所有する3名のみでした。
今年は二番茶を増産するため、この数年一番茶のみを生産していた農家に対しJAが声をかけ、賛同した4名が二番茶摘採を計画しています。昨年度から農業普及・振興課が講習会の開催を提案していたこともあり、また二番茶を製造する生産者が増加したことから、8年ぶりに病害虫対策を中心とした茶園管理講習会をJA鹿本茶生産部会主催により支援センターの協力も得て4月16日と5月22日に開催しました。
茶生産部会としては、久しぶりの収入増が期待されることから生産者にも活気が出ており「田植えの時期と重なるが全園摘採できるようにしたい」との感想も聞かれました。さらにJA鹿本茶加工場は二番茶摘採が終了するまで稼働することとしました。
当課としましては、二番茶生産に賛同した新規4名に対する個別指導に加え、次年度の一番茶摘採のための適切な茶園管理についても指導を行っていきます。