鹿本地域家畜伝染病防疫演習の開催 ~「支援センター」での業務・流れを再確認~
鹿本地域では、鳥インフルエンザなどの悪性家畜伝染病発生時に迅速かつ的確な防疫措置ができるよう備えるため、11月1日、山鹿市菊鹿多目的研修会施設において、鹿本地域家畜伝染病防疫演習を開催しました。
鹿本地域では、防疫演習として座学と併せ、毎年実地演習を取り入れており、今年度は支援センターについて、実際の拠点となる会場を使って実施しました。
座学では、悪性家畜伝染病の発生状況や、管内で発生した際の鹿本地域対策本部での防疫体制(後方支援)、関係機関の役割分担やその業務内容について確認を行いました。実地演習では、実際と同じ配置で、運営業務の流れや応援者の動線等について確認を行いました。また、今年度は山鹿保健所の指導の下、防疫服の着脱演習も行い、実際と同じ人の流れを確認することで、応援者の動線や準備が必要な資材など、詳細な部分での新たな改善点も見つかりました。
今シーズンは、過去最速の10月17日に国内第1例目が確認され、これまで最も発生が多かった令和4年を上回るペースで鳥インフルエンザの発生が確認されております。今回の演習及び検証結果等を基に、発生に備え、迅速かつ的確な防疫対策が行えるよう関係機関と連携し、より一層の体制強化に取り組んでいきます。