鹿本地方畜産共進会 3年ぶりに開催
近年、新型コロナ感染拡大により中止を余儀なくされていた鹿本地方畜産共進会が、3年ぶりに開催されました。
この共進会は、鹿本地域の畜産振興と飼養管理技術の向上を目的とするもので、肉用種牛の部は9月15日、乳用種牛の部は9月20、21日の日程で行われました。運営は山鹿市、熊本市、県、畜産団体等で構成する実行委員会が行い、農業普及・振興課も実行委員として準備から当日の運営まで携わりました。
肉用種牛の部は、熊本県畜産農協城北支所の家畜検査場を会場に50頭が出品され、出品者・観覧者等、約100人が参加し大変盛況でした。また、乳用種牛の部は、生産者の畜舎巡回の審査とし、27頭が出品・審査されました。鹿本地域の生産者が飼養管理の技術向上や改良に努力されてきた結果が、出品された家畜のレベルの高さに表れていました。なお、各部の上位出品牛は、後日開催される県共進会へ推戴されます。
農業普及・振興課では、今後も、畜産団体等の関係機関と連携し、畜産農家への情報提供や飼養管理技術の向上支援を行い、鹿本地域の畜産の更なる基盤強化や改良等を支援してまいります。