2020年のエリア普及現地情報

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2020年6月

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カット・ブロックスイカの販売風景(関東)
新品種の現地検討会の様子

コロナに負けず頑張っています!スイカ産地、鹿本

鹿本地域を代表する「春夏スイカ」は、今年は新型コロナウイルスの影響で、厳しい販売が予想される中、生産者が丹精込めて栽培したおいしいスイカを消費者に届けようと様々な取り組みが行われています。
例年、ゴールデンウイーク前に生産者が関東・関西の消費地で試食宣伝会を行い、消費に弾みをつけますが、今年はすべて中止となりました。そのため、JA鹿本では消費を喚起するため、通常より早くから量販店にカットスイカの売り場づくりを働きかけるなど販促活動に取り組んできました。
その結果、ゴールデンウィーク以降、順調な売れ行きとなり、徐々に価格も回復しています。
出荷は6月末まで続きますが、高温期の栽培となるため、品質の向上が課題となります。普及・振興課では、高温に強い新品種の導入に向けた試験栽培に関係機関一体となり取り組んでおり、今後も生産体制の強化を支援する予定です。

2020年6月

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就農計画作成指導の様子
春スイカの収穫実習の様子

JA担い手センター2期生、就農準備着々と

JA鹿本が運営する担い手育成センターは、地元で新規就農を目指す若者に1年間の農業研修を実施しています。昨年7月からは、2期生の4名が研修を開始しており、6月いっぱいで研修を終え、就農することとなっています。
研修が順調に進む一方で、就農準備について最後まで問題となったのは、農地をどうするか、ということでした。2期生のうち3名は、地元出身ではあるものの非農家出身のため、農地を一から探す必要がありました。研修当初から、農業委員会へ相談をしていましたが、好条件のものがなく、農地が決まらないと就農計画も策定できないため、農地の確保が急務でした。
このため、当課が中心となり、JA各支部の営農指導員との面談や、部会員への呼びかけ等で、広く情報収集を行いました。この結果、希望に沿った農地が見つかり、研修修了まで余裕をもって就農への準備をすることができました。
様々な就農形態がある中で、研修生がスムーズに営農を開始できるように、当課では引き続き支援をしていきます。

2020年5月

蒸し機に生葉を投入する様子
粗揉機に投入した茶葉の確認を行う様子

茶品評会上位入賞を目指し、出品茶製造を実施

県では、製茶技術の向上を目的に、「茶品評会」を実施しており、当地域からは毎年、3つの茶工場が出品しています。今年は4月28日から30日の3日間、それぞれの茶工場で、出品茶の製造を行いました。
特に本年は「蒸し」の工程について、重点的な指導を行いました。「蒸し」は、生葉の厚さや含水率など、様々な要素を考慮した機械調整が必要です。今年は暖冬で、萌芽は早かったものの、摘採前の気温低下で、新芽の生育にバラつきが生じたことから、均一な蒸し加減になるよう、特に注意して製造しました。
完成した茶は外観・水色がよく、生産者からも「満足のいく出品茶ができた」との声も聞かれ、品評会上位入賞への手ごたえを感じているようでした。
当課では、引き続き、茶製造技術の向上とともに、新品種の検討や加工品の試作などを含め、品質の高い山鹿茶の生産・販路開拓を支援していきます。
※熊本県茶品評会には、「煎茶の部」、「蒸製玉緑茶の部」、「釜炒り茶の部」の3部門があり、鹿本地域からは「蒸製玉緑茶の部」に出品を行っている。
※蒸製玉緑茶製造の工程には①蒸し→②粗揉→③揉捻→④中揉→⑤再乾→⑥乾燥 の工程がある。

2020年4月

出荷査定会の様子(4月6日)
スイカの収穫風景

今年もおいしいスイカができました ぜひご賞味ください!

全国有数の生産量を誇る鹿本地域の春のスイカが、出荷本番を迎えました。
令和2年産は延べ349ha(山鹿市と熊本市北区植木町の合計)の大玉と小玉スイカが栽培されています。
今作は生育初期から比較的好天が続き、着果や肥大も順調で4月下旬から出荷のピークを迎えます。
糖度も安定しており、出荷査定会で品質を確認したうえで収穫・出荷され、熊本の春の味覚として地元はもとより、関東を中心に全国に出荷されています。今年は新型コロナウイルスの感染拡大で消費動向が心配されていますが、生産者はおいしいスイカを届けようと日々の栽培管理に努めています。

2020年4月

カンキツ接ぎ木風景

カンキツ新品種「熊本EC12」の取り組みについて

鹿本地域のカンキツは、温州ミカンを主体に極早生温州から普通温州まで幅広く栽培されています。しかし、近年は温暖化の影響もあり、主力である普通温州で品質低下や隔年結果(表年と裏年の差)が大きくなり、生産が不安定となっています。  
農業普及・振興課では、果実の連年安定生産に向けた技術指導を行っていますが、新たな品種の導入も模索しています。このため3月下旬、果樹研究所で育成された早生カンキツ「熊本EC12」の「接ぎ木」検討会を実施しました。
当日は、JAの果樹技術者と連携し、接ぎ木技術の修得と併せ、新品種の特性や適地性などの検討を行いました。
今後も、関係機関と連携し、稼げる品種構成と高品質化を目指し、接ぎ木後の管理技術とともに、鹿本地域のカンキツの生産安定を支援していきます。

2020年2月

行列ができた山鹿茶のブース

女子ハンドボール大会で山鹿の茶と栗をPR

11月30日から山鹿市総合体育館で「2019女子ハンドボール世界選手権大会」が開催され、関係機関と協力し、山鹿茶と山鹿和栗のPR活動を実施しました。  
山鹿茶のPRでは、山鹿市茶業振興協議会と緑茶や紅茶などをウェルカムティーとして振舞いました。期間中は寒い日も多く、温かいお茶で体も温まり、改めて山鹿茶のおいしさを実感されていました。
また、山鹿和栗のPRでは、山鹿市物産館連絡協議会と焼き栗の製造実演、試食を行いました。焼き栗自体が珍しいこともあり、「初めて食べる」「おいしい」との声がたくさん聞かれました。また、外国の方も試飲・試食され、日本茶と焼き栗のおいしさに笑顔を見せられていました。
茶と栗は、中山間地の主要作物であり、技術的な支援とともに、関係機関と連携した販促活動等も行い、産地の活性化と所得向上の取組みを支援していきます。

2020年1月

重点指導対象者との個別面談
プロジェクトチームでのワークショップ

ホオズキ産地の育成に向けて

現在、鹿本地域では8戸の生産者がホオズキを栽培していますが、そのうち5戸は栽培歴2年以下であり、新規導入者の技術力向上が課題となっています。
そこで、産地育成に向けた技術経営支援を行うこととし、農業普及・振興課(鹿本、県央)及びJA鹿本の担当者とでプロジェクトチームを立ち上げました。
まずチームにおいて、販売実績を基に重点指導対象者を3戸選定しました。12月にはこれら3戸の生産者と個別面談を実施し、R2年産のホオズキの栽培計画の作成指導を行いました。出荷時期を見据えた管理作業を生産者自らで考え実践を促すことで、技術力を向上させるとともに、所得向上に繋げることがねらいです。
また、生産者の高齢化が進む中、新たな栽培者の確保も重要な課題であるため、チームで『新規栽培者確保に向けて』をテーマにワークショップ(KJ法)を行いました。「今の生産者に儲けてもらい、高所得をアピールする。」、「産地としての認知度UPが必要。地元での販促活動や収穫体験を行う。」など様々なアイデアが飛び交い、チーム内で議論を深めることができました。
今後も関係機関が一体となり、ホオズキ産地の育成に取り組んでいきます。

2020年1月

太秋柿果実品評会

「太秋柿果実品評会」を開催!

鹿本地域は、県内有数の「太秋柿」産地です。この品種は糖度が高く、サクサクとした独特の食感が消費者に好評で、本県は全国一の栽培面積を誇っています。また、大玉が高値で取引されています。
農業普及・振興課では、大玉生産による稼げる果樹振興のため、せん定・摘果などの技術支援を定期的に行っています。本年産の出荷直前の10月末、JA・部会と協力し、毎年恒例の「太秋柿果実品評会」を開催しました。 
当日は、各生産者選りすぐりの28点が出品されました。玉の大きさ・重量を競う「果実部門」と、果実の果形・糖度を総合的に競う「果実品質部門」で審査を行い、平均糖度17度、最高重量645gと、申し分ない仕上りでした。
今後も、現地検討会などを通じて、品質向上や所得アップに向けた支援を引き続き行っていきます。

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