営農組織に向けたスマート農業実演会を開催
鹿本農業普及・振興課では、「スマート農業の推進」に取り組んでいます。
その取組みの一つとして、10月14日に管内の営農組織を対象として、自動運転コンバインとドローンの実演会を(株)クボタと(農)井手下ファームの協力の下、開催しました。
当日は水稲収穫の最盛期であり、コロナ対策で人数制限も設けていましたが、関係機関含め約20名の参加がありました。また参加できなかった組織からも「実演会の様子をビデオで観たい」という声があり、関心の高さが伺えました。
実演会は、最初にスマート農業の概況について説明を行い、その後、機械の実演を行いました。コンバインの実演では、車内の様子がモニターで放映されており、参加者はモニターと実演機の動きを見ながら、説明に対して熱心に耳を傾けていました。
生産者からは、「導入は現状難しいが、こういった技術に触れておくことは、今後の農業経営で非常に重要だと思う。良い経験になった。」という意見があり、最先端の技術を目にしたことで、スマート農業への理解が深まったようでした。
管内ではドローン等の機械導入が盛んに行われています。当課では、高齢化等の問題が進む中で、農業を維持・発展させていくための鍵となるスマート農業の推進について、今後とも関係機関と共に取り組んでいきます。