県北広域本部・菊池市合同家畜伝染病防疫演習を開催
11月7日、鳥インフルエンザなどの悪性家畜伝染病発生時に迅速かつ的確な防疫措置ができるよう、菊池市立泗水体育館において菊池市と合同で家畜伝染病防疫演習を開催しました。
演習は、座学と実地演習の2部構成で行いました。座学では、城北家畜保健衛生所から家畜伝染病の発生状況と発生時の防疫措置について、菊池市から市での防疫体制や発生時の役割について、普及からは、管内で発生した際の防疫体制(後方支援)について、それぞれ説明を行い具体的な防疫体制を確認しました。
実地演習では、支援センターと現場事務所について役割や流れについて説明し、防疫作業従事者の受け入れや送り出しの実演を行いました。また、これに先立ち、午前中に、消毒ポイントと通行規制消毒を含めた設営演習を行っており、作業手順の確認や課題の洗い出しをすることができました。
今シーズンは鳥インフルエンザの発生が例年よりも早く確認されており、いつどこで発生してもおかしくない状況です。今回の演習及び検証結果等を基に、発生に備え、迅速かつ的確な防疫対策が行えるよう関係機関と連携し、より一層の体制強化に取り組みます。