東海大学農学部×菊池地域 農業応援活動を実施 ~半導体関連企業集積への対応(県北PT営農継続支援チームの取組み)~
半導体関連企業が進出する菊池地域では働き手確保が困難となることが見込まれます。そのため、当課では、将来を担う若手世代の東海大学農学部生との連携を通し、短期労働力確保策につながるよう取り組んでおり、JR肥後大津駅を利用する学生が多いため、大津町甘藷農家との連携から開始しています。
今回、学生に呼びかけたところ、11月の収穫等作業支援を6名、「からいもフェスティバル※1」の運営支援を5名が実施しました。支援を通して、学生からは、「農家の方々とつながりができて嬉しく思う。今後とも農業の応援を続けたい。」との発言があり、農業者からは「やる気のある学生がいると元気になる。働き手も不足しており、今後も働きに来て欲しい。」との発言がありました。
東海大学農学部との連携は、農業生産力の維持や地域活性化だけでなく、就業先としての農業PRを含めた担い手の確保策としても期待できるため、継続的に関係機関と連携しながらスイカやニンジン等への取組を拡大していきます。
※1 毎年秋に開催されている大津町の名産甘藷(からいも)をテーマとするイベントで、甘藷掘り、甘藷料理、物産展示などが行われています。