今こそ、ふるさと食の名人が必要! ~高校生のからし蓮根づくりを通して~
地域の郷土料理や食文化に対する理解促進及び次世代へ伝承することを目的に、毎年、小学校~高等学校を対象に「くまもとふるさと食の名人」の出前講座が実施されています。
12月1日~5日までの連日、第一高校1年生9学級372人を対象に「家庭基礎」の授業として、「おせち料理」づくりの指導を名人3人で行いました。
おせちの目玉は「からし蓮根」ですが、食べたことがない高校生が半分以上おり、デモンストレーションを見せると、「揚げてあるの?」という声が飛び出し、名人もビックリ。郷土料理や食文化は、意識して伝えていかないと断絶してしまうという危機感を持ちました。
しかし、からし蓮根を教えられる名人は非常に少なく、数年先には、要望があっても派遣が難しくなる時が到来しそうです。本県では今年から「食のみやこ熊本県」というキャッチフレーズを打ち出しました。取組みを後押しするためにも、レストランや商工業者だけでなく、食の名人などの郷土料理の伝道者となるボランティアの育成が必要です。
当課としては、引き続き食の名人の活動を支援することで、地産地消や農業への理解活動の促進、次世代への食文化継承と併せて、人材育成に努めてまいります。