令和5年度熊本市指導農業士の研修会
令和6年3月1日、熊本市指導農業士の研修会を県立農業大学校にて開催しました。会員23名の内7名が参加しました。
コロナ禍により2年前から延期していた農大での研修では、本年度の学校教育の新しい取り組みについて、木上副校長より説明を頂き、指導農業士からは農家派遣研修等について、意見要望を交わすことが出来ました。
次に、NPO法人熊本県就農支援機関協議会の平岡氏より、新規就農者育成の取り組みについて、近年の新規参入者(特に若い年代)の特性や彼らを受け入れる世代の違う農家側の心構え等について講話を頂きました。
受け入れ農家として自分も経験した事のある身近な事例に、参加者は終始納得された様子で、次年度はもっと多くの参加者を募ってあらためて研修会に招きたいと好評でした。
その後は、各学科の農場を見学し、花き・野菜・果樹等の栽培施設で担当の先生方から、学生のプロジェクト活動の取り組み状況を聴くことが出来ました。
特に、農大を卒業された方、現在子どもが農大に在籍中の指導農業士は、熱心に話を聴いていました。
当課では、新規就農者の定着支援について、指導農業士の技術と経営の経験を活かし技術指導を行うなどマッチング支援に取り組んでおり、この様な研修を重ねる事により、益々の理解促進と支援活動の活発化を図っていきます。