2024年のエリア普及現地情報

2024年2月

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収穫の様子
収穫した子実とうもろこし

子実とうもろこしの生産の取組み

熊本市城南町で養鶏農家による夏作の子実とうもろこし(※)の収穫が12月26~28日に行われました。
管内では、飼料の自給率向上及び飼料価格の高騰対策として、昨年から養豚・養鶏農家において子実とうもろこしの生産、利用拡大に取り組んでいます。この養鶏農家では耕作放棄地を活用し、昨年は、春作のみ約1.4haの作付けでしたが、2年目の今年は春作約2.3haに加え夏作も約3ha作付けされ面積も大きく拡大しました。
取組みが始まったばかりのこともあり、収量はほ場によりバラツキが見られますが、生育が良好なほ場では春作夏作合わせて1,000kg/10a以上の収量がありました。
今後は、全ほ場で1,000kg/10a以上の収量となるよう適切な堆肥散布による地力向上や播種時期の検討を行う必要があります。
当課としても、収量調査や子実の成分分析及び土壌分析などを行い、子実とうもろこしの安定生産のため、継続して支援していきます。

※子実とうもろこし:家畜の濃厚飼料として、とうもろこしの実だけを収穫したもの。

2024年2月

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県農林業試験場での講義
小松菜部会代表の説明

管内若手野菜技術員を対象とした県外視察研修について

12月14日にJA熊本市、熊本市及び当課の若手野菜技術員を対象とした先進地視察研修を開催((一社)熊本県野菜振興協会と共催)し、14名が参加しました。
近年、管内関係団体において、多くの若手職員が採用・配属されており、これら職員の育成が地域の大きな課題となっています。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行により、先進地研修は実施することができず、数年ぶりの県外開催となりました。
当該研修では、まず、福岡県農林業試験場筑後分場を訪れ、管内でも栽培が盛んな促成なすについて、ハウス内環境制御を中心とした増収技術の講義を受けました。講義の中では、CO2濃度や受光量の改善による効果を中心に研究成果の話があり、参加者からは、生産現場導入時の留意点等について活発な質問が行われました。
次に、JAみい小松菜部会におけるGAP団体認証※の取り組みについて、JA担当職員だけでなく、生産者代表の話を聞くことができました。当該部会では、平成27年に認証を受け、その後、維持・更新が行われていますが、初回取得時の経緯やその苦労、そして今後の課題について説明がありました。参加者からは、認証取得に新に挑戦する際の注意点や取得後のメリット等について、多くの質問がありました。
今後も管内関係団体における若手職員の割合は高まると考えられるため、当課では、関係団体と協力しながら各種研修会等を開催し、管内野菜技術員の技術習得支援に努めていきます。

※GAP団体認証:団体事務局を置くことで各農場の負担を軽減しつつ、GAP(農業生産工程管理)認証が取得できる制度。

2024年1月

植木町4HC会長挨拶
式典参加者集合写真

植木町4Hクラブ50周年記念式典が開催されました!

植木町4Hクラブは、今年でちょうど50年の節目を迎えることとなり、令和5年11月14日(火)、JA鹿本植木支所において植木町4Hクラブ50周年記念式典が開催されました。
式典には現クラブ員を始め、歴代のクラブ員や関係機関を含め35名が参加しました。まず、植木町4Hクラブ藤田会長から、昔の写真を交えて、鶴屋百貨店で行われるスイカ祭りや地域住民との交流など直近10年間のクラブ活動報告がありました。次に、記念講演としてすいかの里植木出荷者協議会の赤星会長が講演。生産者の自由度を高め、個々で考え、創意工夫により、他にはない様々な品種のスイカが並ぶ物産館作りを進めた取組について紹介されました。最後に、出席者全員で集合写真を撮り、植木町4Hクラブが50周年迎えられたことの喜びを全員で共有しました。
クラブ員は、これまで式典の流れを念入りに打ち合わせし、50周年記念品の発注、会場設営等を手分けして準備を行い、式典を迎えることが出来ました。植木町4Hクラブは、クラブ員の減少から今年度をもって単位クラブとしての活動を終了し、今後は熊本市4Hクラブと1つとなり活動を続けていくことになっています。当課では、若手後継者育成のため、今後も4Hクラブの活動支援を続けていきます。

2024年1月

食の名人が4つの高校へ出向きおせち料理等伝承

令和5年11月9日から20日にかけて、令和2年度から引き続き県立第一高校1年生(9クラス、369人)を対象に、管内のくまもとふるさと食の名人(以下、「食の名人」という)11名がおせち料理の伝承授業(全9回)を5人ずつで交代しながら行いました。
この取組は、若い世代に郷土料理を継承することを目的としており、生徒たちは10グループに分かれて、グループごとに5品の料理(煮しめ、辛子蓮根、きんとん、紅白なます、ブリの照り焼き)を作りました。
授業を終えた生徒からは、「今年は、祖母・母が作ってくれる料理を自分でも一緒に作ってみたい。熊本の伝統的な料理を自分達も引き継いでいきたい」との感想が聞かれました。
当課は、生徒たちにとって有意義な授業となるように、高校側とレシピ検討等の打合せを事前に行い、また、授業期間中、食材の準備方法や指導方法を「食の名人」と臨機応変に打ち合わせながら改善することで、スムーズな授業に繋げることができました。
他に、10月中旬に濟々黌高校(2年生、3回、119人)、熊本中央高校(2・3年生、7回、161人)で飾り寿司授業の料理実習を実施し、12~1月に熊本農業高校でもおせち料理等の伝承授業を計画しています。
今後も、郷土料理の伝承推進に向け、「食の名人」全員が活躍できるようサポートするとともに、「食の名人」同士が指導方法等を学び合える研修会を行っていきます。

2024年1月

栽培のポイント聞く参加者
出荷規格を確認する生産者

高品質なスティックセニョールの出荷に向けて

JA熊本市スティックセニョール部会では、出荷の本格化に向けて、高品質出荷を目指すため、11月27日に野菜選果場において、出荷査定会及び栽培講習会を開催しました。
スティックセニョールは、柔らかい花蕾※と茎を食するアブラナ科の野菜で、甘味があるため人気があります。熊本市管内では、45名の生産者が11月から翌年3月にかけて生産を行い、県内や関東地域を中心に出荷が行われています。
査定会及び講習会では、まず、JA販売担当者から、スティックセニョールは収穫から箱詰めまで生産者が自ら行うので生産者間でバラつきが生じないように、出荷規格や注意点について、サンプルを用いて説明が行われました。
また、当課から収量確保と品質向上に繋がる栽培面のポイントを説明し、生産者からも根こぶ病対策について多数質問があり、対策の重要性を理解いただきました。
参加した生産者は、展示されたサンプルを手に取りながら意見交換を行い、高品質出荷について意識を統一しました。
現在、出荷は順調で市場の反応も良く、販売も好調です。当課では、引き続き関係機関と連携し、高品質なスティックセニョールの栽培指導を行い、当地域の産地拡大を支援していきます。

※花蕾:蕾の部分。ブロッコリー等アブラナ科野菜の一部では、開花前の柔らかい時期に食す。

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