ナス新規就農者の実績検討会を開催
当課では関係機関(市・JA)と連携して、新規就農1~4作目のナス重点指導農家名を対象に、実績検討会を9月に開催しました。
検討会では、個別面談形式により令和3年産の生産・販売実績を振り返り、令和4年産に向けた生産計画について検討しました。
令和3年産の収量は、4名の平均で20t/10aと目標を上回る実績でした。出荷実績、経営成績、自己評価シートを基に、栽培を振り返るとともに、令和4年産の栽培上の改善策、目標の収量・所得について協議しました。
課題はそれぞれ異なりますが、関係者から栽培技術や経営について助言を行いました。
燃料・肥料価格上昇の情勢下にあって、4名の経営改善意識は高く、施肥改善や排水対策など、課題に応じた改善に取り組んでいます。
当課では引き続き、新規就農者の経営安定のため、技術や経営など、多方面から支援を行うとともに、研修から就農、現在に至るまでの経過を取りまとめ、就農希望者の参考となる事例集の作成に取り組んでいきます。