食の技を若人へ!~食の名人学校派遣事業始まる~
地域の郷土料理や食文化に対する理解促進及び次世代へ伝承することを目的に、小学校~高等学校を対象に「くまもとふるさと食の名人」の出前講座が毎年実施されています。今年も、済々黌高校を皮切りに名人の学校派遣事業がスタートしました。
10月6日、8日、14日と、「食文化」を受講する3年生に、食の名人の早田雅美氏による「デコ巻きずし」講座を開催。すしめしを海苔に広げ、漬物やチーズかまぼこを目やくちばしに見立てて、ペンギンの巻きずしを作りました。途中、海苔の表裏が分からない等のハプニングはあったものの、全員かわいい巻きずしを完成させ、日本食の良さを実感してもらいました。
また、10月22日、29日には、尚絅高等学校でも3年生の「フードデザイン」の授業で、食の名人の杉本純子氏、上村きみ子氏による「だご汁」や「いきなり団子」づくりを実施。農家のお母さん直伝のだご練りに悪戦苦闘しながら、出来上がっただご汁等に舌鼓を打ちました。
当課としては、食の名人の活動を支援することで、地産地消や農業への理解活動の促進、ひいては、地域への愛着や誇りを育て、次世代への食文化継承を目指してまいります。