令和元年産デコポン出荷開始
JA鹿本デコポン専門部(全33戸うち植木地区21戸)では12月2日から令和元年産加温デコポンの出荷を開始しました。本年度産デコポン(不知火含む)は215tの出荷を計画しています。
植木地区では、これまで年内出荷が可能であり高品質果実が生産できるヒリュウ台「肥の豊」の導入を積極的に進めてきました。しかしながら、近年、秋期の長雨による品質の低下が問題となっています。そこで急な雨にも対応可能なフルオープンハウスの導入や秋雨流入防止のマルチシートの被覆、また簡易水分計を用いたかん水の管理により、秋期の少水分管理に力を入れています。本年も8月下旬から9月上旬にかけて雨が続き、品質の低下が心配されましたが、その後の水分管理の徹底により、収穫時には高品質のデコポンとなりました。
農業普及・振興課では秋期の水分管理について展示ほや試験ほの調査データをもとに、安定した高品質デコポンの安定生産を支援していきます。