管内全市町において地域計画を策定~計画の実践・検証・見直しに向けて~
農業経営基盤強化促進法等の一部改正により、これまで各市町において作成・実行してきた人・農地プランを法定化した「地域計画」を策定することが定められました。玉名地域においても各市町農地集積推進チームを編成し、関係機関の連携を強化して地域計画の策定を推進したところ、策定期限である令和7年3月末までに、2市4町で計38の地域計画が策定・公告されました。
今後は、地域計画の実践と併せて、より完成度の高い地域計画となるよう検証および見直しを行っていく必要があります。実務については、引き続き市町農地集積推進チーム等を核として進められますが、計画実践にかかる地域ごとの進捗情報の集約や情報交換を行うための「荒尾玉名地域農地集積推進チーム連携会議」設置に向けた担当者会議を令和7年3月3日に開催し、その後書面決議により、3月24日付で設置しました。市町担当者からは、「協議の場で農地交換の話合いが進んだ」との報告があった一方、補助事業関連に対する不安、目標地図修正等に要する負担の増加などの意見が多く出ました。
当課では、国の施策に関する情報を把握するとともに地域計画の優良事例を収集し、市町へ情報共有することで、地域計画の実践・検証・見直しを支援していきます。