玉東町「ハニーローザ」産地の魅力発信と産地維持への取組
6月7日、玉東町で第16回ハニーローザ収穫祭が開催されました。「ハニーローザ」は、小玉ながら優れた食味が特徴のスモモで、玉東町が全国で唯一の産地となっています。当日は、県内外から抽選で選ばれた170名が参加し、収穫体験や試食を通じて産地の魅力と収穫開始を広く発信する場となりました。
玉東町では、温州ミカンの収入を補完する品目としてハニーローザが導入されてから20年以上が経過し、現在では町を代表する特産品として定着しています。その一方で、生産者の高齢化や労働力不足により栽培面積や生産量が減少傾向にあり、全国唯一の産地をいかに維持していくかが大きな課題となっています。
このため、農業普及・振興課では、玉東町やJAたまなと連携し、生産者の所得向上と産地維持に向けた支援を行っています。生産面では、近年発生が増加している害虫への対策や、剪定、摘果といった基本管理技術、晩霜対策の普及等、安定生産と高品質果実生産に向けた技術指導を実施しています。
また、販売面では、玉東町が規格外品を活用した加工品の開発・販売やPR活動に取り組み、産地の付加価値向上に努めています。今後も、これらの取組による経営の安定化を図るとともに、関係機関と連携しながら、新たな担い手の確保・育成を進め、全国唯一のハニーローザ産地の維持・発展につなげていきます。