玉名エリア

玉名地域は荒尾市、玉名市、玉名郡を所管しています。熊本県の北西部に位置し、有明海に面した平坦水田地域、金峰山や小岱山の山麓地域及び北東部の中山間地域の3地域に大別され、本地域の中央を阿蘇外輪山を水源とする菊池川が南北に流れています。
主な経営品目としては、平坦水田地域を中心に施設野菜や米・麦・大豆等が、山麓地域では温州みかん・ナシ等の果樹が、中山間地域では畜産など多彩な農業生産活動が行われています。

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県北広域本部 玉名地域振興局 農業普及・振興課

〒865-0016 玉名市岩崎1004-1

電話:0968-74-2136

FAX :0968-74-2194

玉名エリア普及現地情報

2024年12月

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ドローンによるレンゲ播種
小学生レンゲ播種体験

持続可能な中山間農業の実現に向けた取り組み

平成30年に県中山間農業モデル地区指定を受けた南関町米田地区では、農事組合法人よなだを中心として、高収益作物(露地ナス)の栽培や地域連携活動に取り組んでいます。
当法人の基幹作物は水稲であり、構成員が計15haの主食用米を栽培していますが、冬場はほとんどの水田で作付けがされていない状況です。一方、米田周辺には養蜂家が春先に蜜蜂の巣箱を置いており、蜜源が求められています。そこで、当法人と養蜂家双方にメリットのある取り組みとして、水田の地力増進と蜜蜂の蜜源確保を目的とした水田へのレンゲ播種を行うこととしました。
水稲収穫前の9月26日、地元小学生との地域連携活動の中で、ドローンによるレンゲ播種及び児童による播種体験を行いました。当日は秋晴れの空のもと、地元小学校の2年生17名及び保護者が当法人の水田に集いました。参加者はドローンやレンゲの種子に興味を持った様子で、児童からは、「ドローンはいくらするんですか?」という質問が飛んだり、「種まきが楽しかった」といった声が聞かれました。法人組合長からは、「ぜひレンゲが育つ様子も見に来てください」との話があり、法人の活動が地域に浸透してきている様子も伝わってきました。レンゲの本格的な播種は、稲刈り後の10月下旬から11月上旬頃にかけて、構成員10名の水田計5.6haに行う予定です。
当課では、中山間地域における持続可能な農業経営の検討、また、地域営農組織等の取組み支援を継続していきます。

2024年12月

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保毒虫検定の状況
診断キットによる保毒虫の検定 (発光しているのが保毒虫サンプル)

地域のトマト黄化葉巻病ウイルス保毒虫をモニタリング~地域一丸となったトマト黄化葉巻病対策の効果を検証~

玉名地域では、感染するとトマト類の生産に多大な影響を及ぼすトマト黄化葉巻病(以下、黄化葉巻病)発生低減を最重要課題に位置付け、生産者組織が連携し、産地を挙げて1か月間トマトの不作付期間を設けて対応しています。
その効果を検証するため、令和2年からJAと連携し管内2か所で誘殺板を用いてコナジラミ類を収集し、農業研究センターの支援を受けて黄化葉巻病ウイルス保毒虫の検定を行っています。
野外の保毒虫をモニタリングすることで、次作のトマト黄化葉巻病の発病リスクを評価できるため、前作終了の6月から作付初期の10月まで毎月調査してきました。
今季は、従来の月2回の調査から月1回の調査に集約しましたが、例年の傾向どおり、保毒虫の割合はトマトの栽培終了時に最も高く、トマトの作付けの無い期間に最も低くなりました。一方で、例年になく10月に入っても真夏日が続いた今季は、10月の保毒虫の割合が例年より低くなりました。これは研究機関の調査傾向とも一致しており、高温によりタバココナジラミのハウスへの侵入やハウス内での活動が抑制され黄化葉巻病感染植物との接触が少なかったことや野外での世代交代が促進されたことも要因の1つと推定されました。
今期のトマト類の収穫は既に始まっており、年間を通した生産安定に向け、トマト黄化葉巻病対策に緊張感を持って取り組んで参ります。

2024年12月

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果実品評会
選果状況

過酷な環境下での高品質「太秋」生産の取組み

玉名地域は、玉東町を中心に約12haでカキ「太秋」が栽培されています。JAたまな柿部会では、部会員の技術力向上を目的に、春から摘蕾講習会、摘果講習会等、年間を通して活動しています。今年産の管理の集大成として、10月31日、第9回太秋柿果実品評会が開催されました。果実糖度や外観等を総合的に評価する果実部門に12点、果実の大きさで評価する大玉果実部門に11点の出品がありました。果実品質部門に出品された果実は、どれも着果管理や袋掛け、防除の管理が徹底されており、高品質の果実でした。また、大玉部門についても、夏期の少雨という小玉になりやすい気象条件の中、かん水等の管理徹底により、大玉に仕上げられていました。
一方で、今年は、夏期の高温・乾燥、9月以降の厳しい残暑と栽培が非常に難しい気象条件でした。特に「太秋」は、品質向上に重要な袋掛け等の管理が7月下旬から8月にあたり作業負荷が高くなること、収穫期の高温により着色が進まないこと等、温暖化に伴い、栽培が益々困難になっていくことが予想されます。加えて、生産者の高齢化と後継者の不在も大きな問題です。
「太秋」は、熊本県を代表する果実として全国的な知名度も高いため、生産量を維持していくことは重要です。当課としては、部会活動を通じて技術力の向上や産地維持対策を支援していきます。

2024年12月

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研修会状況
意見交換会状況

新規就農者を対象とした第1回新規就農者研修会の開催

玉名地域の新規就農者(就農後5年未満)は、新規学卒就農をはじめ、Uターン就農や新規参入と就農する形態も多様である中で、年齢層も18歳から70代前半と幅広く、栽培作物や目指す経営の姿も多様化しています。
そのような中、目標とする農業経営に向かって順調に経営できている新規就農者がいる反面、計画通りの経営ができていない新規就農者がいるのも事実です。
そこで、当課としては、新規就農者に対して、今後とも営農を継続し、安定的な農業経営の確立に資するため、早期の栽培技術の習得や経営の更なる改善を図るために、第1回新規就農者研修会を開催しました。
今回の研修会では11名の新規就農者が参加し、土壌肥料の基礎知識についての研修や、今後の経営に役立てるため補助事業や農業制度資金の情報提供を行ったのちに、参加者同士で意見交換を行いました。
土壌肥料の研修では活発な質問が飛び交い、新規就農者のやる気と貪欲な技術取得の意欲が伺えました。また、意見交換では、「仲間づくりの手法」、「就農しての悩み事」など活発な意見交換が行われました。
今後、第2回研修会を11月に第3回研修会を2月に実施する予定です。今後とも新規就農者に対する支援を図り、新規就農者の経営改善に向けた支援強化を行うことにしています。

2024年12月

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説明会の様子
作成した土壌診断表

地域営農法人における大豆の収量向上のための土壌養分動態把握の取組み(続)~土壌分析結果説明会開催~

玉名市岱明町の「農事組合法人 野口」では、約100haのほ場で水稲、麦および大豆のブロックローテーションに取り組んでいます。しかし、当法人の大豆の収量が県内平均を下回っていることから、昨年度より、当課において、大豆の収量向上支援を実施しています。
今年度は、大豆作付前の堆肥施用や石灰散布による地力の回復に向け、土壌分析を行う19ほ場を選定し、当課指導のもと麦栽培後に組合員自ら土壌採取を行ってもらいました。大豆作付前に分析結果の概要を法人に説明した結果、土づくりへの理解が深まり、大豆播種ほ場の約8割で堆肥(昨年は未実施)、約6割で石灰散布(昨年は約3割)が行われ、土づくりの取組みを拡大できました。
9月17日に対象ほ場の耕作者を参集した土壌分析結果説明会を開催しました。当課より、土壌分析項目の見方、土壌養分動態の現況を説明し、改めて堆肥施用および石灰散布による土づくりの重要性を説明したところ、積極的に質問が挙がるなど、土づくりへの機運を更に醸成することができました。
当課では、土壌養分の経時変化を組合員へ還元し、堆肥や石灰の適正施用量を指導することにより、大豆の収量向上支援を継続していきます。

2024年12月

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現地検討会ほ場の様子

令和6年産トマトの天敵利用現地検討会の開催 ~土着タバコカスミカメの利用技術が浸透中~

当課では、令和3年産からJA、農研機構及び県農業革新支援センターと連携し、トマト類の重要病害虫であるタバココナジラミの天敵(タバコカスミカメ)の利用技術の普及に取り組んでいます。当初1名の実証展示でスタートし、令和5年産までに管内4名での取組みとなり、令和6年産では、新たに4名(管内累計1ha)での取り組みに拡大しています。令和6年産では5月に温存植物(クレオメ)の配布を行い、土着天敵の収集を行ってきており、その現地検討とトマト施設への導入に向けた講習会を9月13日に新規取組者を含む関係者12名を参集して開催しました。
当日はトマト施設の横に設置した土着天敵増殖ほ場2か所で、増殖状況の確認を行いました。今シーズンは記録的な高温と乾燥の影響で、温存植物の葉枯れがみられたほ場もありましたが、現地ほ場2か所では、管理(マルチ、施肥、潅水)を徹底し、旺盛に温存植物が生育し、天敵も順調に増殖していました。
出席した生産者は、野外の温存植物を管理法次第で、土着天敵の増殖が良好になることや土着天敵に混じって害虫が増殖する場合があり、その点でも管理が重要であることを実感した様子でした。参加した関係機関の方からは「初めて天敵に取り組む人が大きな失敗が無いようサポートしていきたい」等の声が聞かれ、令和6年産に向けて機運が高まっている状況です。
当課では、令和6年産の新規取組み者を含め、引き続きトマトの天敵利用技術の安定化や取り組みの拡大に向けて支援を行って参ります。

2024年12月

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品評会に出品された新高
審査の様子

荒尾梨「新高」の品評会開催!

県内でもナシの一大産地である荒尾市で、9月21日「新高」の品評会が開催されました。これは、荒尾市で生産されているナシ品種の半数以上を占める「新高」の本格的な出荷開始にあわせ、PRの一環として毎年開催されています。
今年は部会内から41件(内ジャンボ梨部門2件)の出品があり、糖度や硬度、外観等について審査が行われました。今年産は高温乾燥というナシ栽培にとっては過酷な環境でしたが、かん水や防除等の生産努力により、出品されたナシはどれも高品質でした。ジャンボ梨部門については最も大きいもので1果1496gと通常の約2倍のものも出品されました。
また、品評会に併せてショッピングモールでの販売会も開催されました。販売会会場では、開始前から荒尾梨を求めて多くの方が並び列を作っていました。その結果、販売開始から1時間足らずで完売となり、大盛況となりました。
今年は、気象の影響から「新高」ではミツ症が発生しています。当課としては、適期収穫の呼びかけ等の指導徹底により、安定生産、所得安定を支援します。

※ミツ症:果肉の一部が半透明の水浸状となり、商品価値を低下させる。高温乾燥や果実が過熟すると発生が助長される。

2024年12月

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挨拶する倉野尾会長
研修会の様子

労働力確保に向けて! ~玉名地方農業振興同友会夏季研修会開催~

玉名地方農業振興同友会では、9月24日に様々な業態で労働力を提供するサービスを行っている3社の担当者を講師に迎え、夏季研修会を開催しました。今回の研修会は全ての会員に共通で、しかも喫緊の課題である労働力確保をテーマに開催することを役員会で決定し、同友会の倉野尾会長がJAから業者の情報を収集して、実現しました。当日は会員16名、関係機関3名の参加のもと、3社のサービスの特徴等について講演が行われました。
今回の業者は①1日から依頼でき、住居の手配なども必要でない農作業受委託形式の業者②住居の手配は必要だが、最低2カ月以上の期間で農作業技術を持つ人材を派遣する形式の業者③②とほぼ同等だが、生産者がグループを形成して人材を共有化することで効率的に労働力を分配できる派遣形式の業者の3タイプでした。問題意識を持つテーマだったためか、各社の講演後の質疑応答には多くの質問が寄せられ、会員の関心の高さが伺えました。
講演した3社の担当者には研修会終了後の情報交換会にも参加いただいたので、質疑応答の続きや会員の経営に即した相談が行われており、交流を深めた様子でした。
当課では、今後も同友会の円滑な運営を支援していきます。

2024年10月

ナス収穫サポーターを活用した労働力確保

南関町米田地区は、平成30年に県中山間農業モデル地区強化事業の地区指定を受け、農事組合法人よなだを中心として高収益作物(露地ナス)の栽培や地域連携活動に取り組んでいます。当課では、中山間地農業の経営力強化を重点課題としており、当法人に対するナスの栽培技術指導や地域連携の取組み支援を継続しています。
ナスの栽培にあたっては、管理や収穫作業が一部の構成員に偏り、防除や収穫の遅れが見られるという課題がありました。そのため、今作から構成員全員を収穫作業のローテーションに組み込み、法人全体で管理する体制を整えるとともに、構成員外からの労働力確保に向けた取り組みを始めました。
昨年、収穫体験に参加した親子を対象にサポーターの希望を募ったところ、2組から延べ6日間の作業申し込みがあり、8月から9月の土曜日に、収穫作業に来ていただくこととなりました。初日の8月3日には2組6名の親子が参加し、組合長から収穫方法の説明を受けた後、休憩を取りながら2時間ほど作業を行いました。暑い中でしたが、子供たちの賑やかな声が響き、保護者も汗だくになりながらも収穫を楽しんでいる様子が見られました。
当課では今後も、中山間地農業の経営力強化のための支援を継続していきます。

2024年10月

講師の講演の状況
講演資料

玉名地域の持続可能なミニトマト経営のあり方を考える~トマトの若手生産者向け規模拡大のススメ講演会の開催~

当課では令和6年度を通じ、重点指導対象の5名の若手トマト生産者向けに、外部から講師を迎え経営力向上に役立つ学びの機会を企画しています。この一環として、令和6年8月21日に南関町の指導農業士の菅原一真氏を講師に招き、「ミニトマト栽培の規模拡大と高冷地での生産に関する講演会」を開催しました。当日は若手生産者3名の他、関係機関5名の参加がありました。
菅原氏からは、他産地と比べ決して有利とは言えない南関町を拠点とするため、安定した価格と量を出荷できる取引先との契約を重視する経営方針の説明がありました。その上で、契約先からの要請に応える中で、大玉からミニ品種への転換、安定供給のための規模拡大や南関町と産山村での2元出荷に至った経緯のお話がありました。特に、部会組織に属さないため、日々注意深く情報収集し、ハウス、機械から産山での住居までインターネット上の取引で調達して可能な限り投資を節約した点など実践的でとても参考になるお話でした。
当日は、車座形式で、講師と参加者が間近で対話できる形式としたため、参加者からは、情報収集の具体的方法や規模拡大に取組むに当たっての手順等の実践的な質問が多く聞かれました。
講演会後のアンケートからは、他の先進農家の経営の話も聞きたい等の感想があり、今後とも参加者の経営力向上につながる機会を創出していきたいと考えています。

2024年10月

4Hクラブが出店した屋台の様子
4Hクラブが出店した屋台の様子

玉名地方4Hクラブ、夏祭りで地域交流!

玉名地方青年農業者クラブ(以下4Hクラブ)には現在19名の若手農業者が在籍しています。様々なクラブ活動を通して、地域や若手農業者同士との交流、地域貢献、課題解決能力の向上などを目指して日々活動しています。
8月11日に玉名市横島町でよこしま夏祭りが開催されました。4Hクラブはこの夏祭りに毎年屋台の出店などを行っています。今年も屋台の出店を計画し、7月から綿菓子やヨーヨーすくい等の販売物や人員の割振りといった準備を進めてきました。当日は12人のクラブ員が屋台の運営に携わりました。開始直後から4Hクラブの屋台には長い行列ができ、最終的には販売物のほとんどが完売し、大盛況で終えることができました。猛暑の中、過酷な環境ではあったものの、屋台を訪れた人々とクラブ員の間では多くの交流が行われ、たくさんの笑顔があふれる空間となっていました。今回の活動はクラブ員同士の連携強化や地域貢献に繋がる良い機会になりました。
玉名地方4Hクラブでは、今後も様々な活動を計画しています。将来の産地を担っていくクラブ員の成長に繋げられるよう、引き続き活動の支援を行っていきます。

2024年9月

玉名地方品目別専門部会分科会を5年ぶりに開催~JAや地域を超えて園芸産地の持続的な発展を議論~

ミニトマトやイチゴなどの県内有数の作付を有する玉名地域では、管内のJAと市町及び県で野菜振興協会玉名支部を組織し、野菜産地の持続的な発展に向け連携して活動しています。この一環として、令和6年7月24日にJA玉名とJA大浜のトマト、ミニトマト、イチゴ、ナスの生産部会役員、JA熊本経済連及び県農業革新支援センターから75名の出席を得て、生産上の課題と共通する事項への対応を協議する品目別専門部会を分科会形式で5年ぶりに開催しました。
分科会の中では、栽培環境の温暖化で顕在化している生理障害や品質低下への対応及び温暖化に付随する難防除病害虫の発生の激増や長期化への対応について、協議されました。高温化に対しては、遮光や精密な潅水等の降温化対策や品種及び定植時期の変更といった耕種的対応の提案がありました。また、難防除病害虫については、発生しにくい環境条件の整備や、農薬抵抗性の発達を抑えるIPM技術の情報提供等がありました。各分科会でとりまとめた内容は、役員を通じて、生産部会全員で共有される予定です。
出席した部会員の中には、協議時間ぎりぎりまで、JAや普及・振興課の担当者に対し質問や課題を投げかける場面も見られ、JAや地域を超えた議論を通じて、産地意識が醸成されていました。
当課では、引き続き園芸産地の持続的な発展につながる関係機関の連携や生産振興対策について支援を行って参ります。

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