カモ類による露地野菜への被害対策研修会を実施
近年、玉名市の横島干拓地では、カモ類による露地野菜の被害が拡大しています。そこで、令和4年度えづけSTOP!鳥獣被害対策事業(県単)の活動の一環として、11月10日にカモ類被害対策の講習会が実施されました。講習会には、野菜農家5名が参加し、農家自らがマップ化した昨年度の被害や今年度の飛来情報を共有しました。その後、カモ類被害対策の専門家(有)クリーンシートの講義により、カモの習性などへの理解を深めると共に、本年度の対策案【銃による捕獲と効果を高めるための威嚇方法(発砲の工夫、案山子・爆音機の活用)、水路テグス】について検討が行われました。
当日は、講習会に併せ、玉名市有害鳥獣捕獲隊(6名)による活動も実施されましたが、まだ飛来数が少なかったため、捕獲数も少なく、本年は12月からが対策の本番と考えられます。
今後は、専門家の指導のもとで、12月から計画的に対策が実施される予定です。当課としてもカモ類による露地野菜の被害軽減に向け、関係機関と連携して対策を行っていきます。