「万が一」の家畜伝染病発生に備える!~高病原性鳥インフルエンザ等防疫研修会開催~
10月26日(火)、中央家畜保健衛生所の協力のもと、振興局職員及び各市町担当者を対象に、令和3年度高病原性鳥インフルエンザ等防疫研修会を開催しました。本年度は、新型コロナウィルスの「まん延防止期間」が終了したばかりで、局内職員と市町のみを参集し、関係機関・団体への説明は、別途開催する形式で実施しました。
午前中に局内各部・課毎に管内発生時の役割について説明を行い、その後庁内備蓄倉庫で、初動時に使用する資材の確認を行いました。
午後は、玉名市内での発生を想定し支援センターが設置される玉名市勤労者体育センターに会場を移し、動員者の受入から送り出しまでの模擬演習を行いました。実際のレイアウトに基づいた防疫服着脱ゾーンなどの配置や動線を明示し、支援センター内の情報伝達や動員者の体調に応じた健康観察の実施など、様々な想定に対応できるよう、実際の発生を意識した内容で研修を行い、参加者も自分の役割をイメージして受講していました。
家畜伝染病は、「発生させないこと」が第一ですが、「万が一」に発生した場合には、迅速な初動と封じ込めが最も重要です。農業普及・振興課では、今後とも未然の対策と併せ、「万が一」の体制強化にも取り組んでいきます。