2020年のエリア普及現地情報

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2020年5月

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現地調査の様子
黄変果

トマトの品質向上を目指して!黄変果対策の取り組み

近年、県下の冬春トマトで、春先の気温上昇にともない、赤く着色しない着色不良果(※黄変果)が問題となっています。
これまで、当課ではJAたまなと連携して「黄変果」対策についての課題抽出を行い、以下の問題が判明しました。
①春先の高温期に産地で収穫する着色度では出荷先の市場や、小売店の商品棚での発生率を把握できていない。
②果実温度を下げることが有効と考えられるが遮光等の適切な対策ができていない。
そこで、本年度から施設装備及び品種間差による黄変果の発生状況を調査し、現場で実施可能な対策を検討する展示ほを設置しています。4月中旬頃から黄変果の発生が確認され、現状の降温(遮光)対策では開始時期が遅い事等が明らかとなり、対策の糸口がわかりつつあります。
「黄変果」は県下全体で発生しており、県として一体的な取り組みが必要であることから本展示ほで得られたデータは農業革新支援センター、農研センター及び他産地の普及・振興課と情報共有を行っています。
今後は農業研究センターで行われる黄変果発生のメカニズムの解明、対策試験と同時並行で当課が現場調査を行い、現地に適合した対策を検討していきます。
※「黄変果」とはトマト果実が高温になることで黄色に着色すると考えられている着色不良果のこと。詳細な発生メカニズムは明らかではない。

2020年4月

展示されたフラワーアレンジメント

お花で癒しを!

3月23日、玉名管内の6市町庁舎や新玉名駅など計9カ所に、玉名地方農業普及指導協議会花き部会は、地域で栽培された花を使用したフラワーアレンジメントを飾りました。
新型コロナウイルス感染拡大による各種行事の中止・縮小で花の値段が1~2割下落しているため、花の需要拡大を呼びかけるため、企画したものです。
展示された花を見た生産者からは、「3月は卒業式や送別会などで需要が高まる時期だが、今年は価格が上がっていない。玉名の花をPRして、少しでも飾ってほしい。」等の声が聞かれました。
農業普及・振興課では、今後も花の栽培技術向上の支援に加え、庁舎内での展示等で消費対策も行っていきます。


2020年4月

カンキツ植樹後の様子(「新玉名駅」前)

新玉名駅に玉名の特産カンキツを植樹!!

3月25日にJR九州新幹線「新玉名駅」で、玉名市及びJAたまなで組織された「玉名市柑橘振興協議会」主催によるカンキツの植樹が行われました。玉名の特産カンキツである温州みかん「肥のあすか」、中晩柑類「不知火」及び「河内晩柑」が植樹されました。当課からは、植樹方法や今後の管理のアドバイスを行いました。苗木が育ち、実をつける樹齢を迎えると、11月~3月にかけて黄色やオレンジに色づいた果実を見ることができます。1日600人を超える人が利用する新玉名駅でのカンキツPRで、認知度の向上が期待されます。
今後もカンキツの生産拡大に向けて、関係機関と連携しながら支援を行っていきます。

2020年4月

JAたまな初!トマト類での県版GAP団体認証を取得

JAたまなは、主力品目のトマト類で、県版GAPの団体認証を取得しました。
トマト類生産では、規模拡大に伴う雇用型経営も増加しており、固定経費が増大傾向にあります。  
加えて、近年の単価安など、利幅の少ない中での経営安定という、新たな課題に直面しています。
このような中、安定した経営を継続するため、生産工程における食品安全・労働安全等のリスクを見直す取組み(=GAPの活用)が必要になっています。
そこで、県版GAP認証を目指しているJAたまなを支援するため、当課では、指導員及び生産者を対象にした研修会を定期的に実施しました。
研修会では、担当者が同じ認識を持って県版GAPに取組み、生産者を指導できるよう、知識の習得状況に応じた、段階的な講習会や現地検討会等に取り組みました。
また、部会役員をモデル的な位置づけとしてJAたまなGAP協議会を設立し推進を図ったことで、県版GAPに認証されました。
当課では、このモデル的取組みが面的取組みとなるよう、引き続き支援を行う予定です。

2020年2月

個別経営改善指導会の様子

地域営農法人の経営安定をめざして

玉名地域には、経営面積が100haを超える大規模な地域営農法人が3法人あり、それぞれ法人設立から3~6年が経過し、持続可能な安定した経営が大きな課題となっています。そこで、その3法人を対象に、12月10日に当課の主催による個別経営改善指導会を開催しました。
まず、3期分の決算書等により各法人の経営状態を分析し、収益性や健全性等について検討を行い、続いて今後の経営について意見交換等を行いました。当課から3法人に対して、高収益作物の導入により売上を伸ばすことや、経営面積の拡大、役員報酬額を増やすことで役員が経営に専念する環境を整え、企業的経営への転換を図ること等を提案しました。 
当課としては、今後とも地域営農法人の経営安定を継続して支援するとともに、新たな法人の設立も推進していきます。

2020年1月

発表をする4Hクラブ員
会議終了後の集合写真

玉名地方4Hクラブ員が1年間の学習成果を発表!

玉名地方青年農業者クラブ連絡協議会(玉名地方4Hクラブ)は、今年度4名が新規加入し、総勢28名で活動しています。
同協議会と玉名地域振興局との共催で、令和元年(2019年)12月13日(金)に、第59回玉名地方青年農業者会議を開催しました。
会議では、意見発表部門に新規加入者を含む4名、プロジェクト発表部門に8名、地域活動報告に1名の計13名が、担当普及員のサポートでまとめ上げた意見や研究報告を、参加者の前で堂々と発表しました。
審査の結果、最優秀賞の本山さんを始めとする入賞者が決定され、表彰を受けました。審査委員からは、「もう少し発表の仕方やデータの集め方に工夫を」といった指摘のほか、「天敵防除など自分自身も営農の参考になった」などの意見がありました。
当課では、今後とも関係機関と協力し、玉名地方4Hクラブへの支援・指導を行っていきます。

2020年1月

授賞式の様子
出品果実

玉名産!柿「太秋」の品評会開催

10月24日にJA玉東総合支所でJAたまな柿部会太秋品評会が開催されました。当品評会は部会員の生産意識向上を目的に平成28年から実施されており、今年は果実品質部門、大玉果実部門合せて22点の出品がありました。外観や糖度、果実の重さなどについて審査が行われ、それぞれ山野誠さん、松本宗行さんが最優秀賞を受賞されました。
今年は台風の襲来や8月の曇天等の影響で生産に苦慮する年でしたが、生産者による適期管理が行われ、出品された柿はいずれも高品質なものばかりでした。同部会の関幸次郎部会長は、「出品される果実の品質は、年々、向上している。今後も軟化果実対策を徹底し、消費者に良い果実を届けよう。」と意気込みを語りました。
今後も引き続き柿の高品質・安定生産に向けた支援を行っていきます。

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