玉名みかんの先陣!「肥のあかり」出荷好スタート
玉名みかんのトップバッターである「肥のあかり」の販売が9月16日からスタートしました。収穫前に襲来した台風11号、14号の影響が懸念されましたが、被害は軽微で市場からの評価が高く、9月末時点で890t(計画比81%、前年比71%)が出荷されました。また、この時期の基本となる糖度10度以上の合格率も約25%と高く、平均単価も例年より高い状況です。
本年産の極早生みかんは、裏年に当たるため着果がやや少ない~少ない状況で、生育や着果に応じた着果管理や植物成長調整剤の散布といった対策を講じて品質の高い果実生産につなげました。
そして、初売り当初から順調な販売ができるように当課員とJA指導員がマルチを被覆した園を巡回し、果実品質・着色程度・外観により出荷時期を判定しました。また、「肥のあかり」出荷前の9月10日に開催された出荷目均し会で、家庭での一次選果の指導を重点的に行いました。その結果、品質の良い果実を当初から出荷するとともに傷から発生する腐敗果の混入を防ぐことができ、市場の信頼向上につながったと考えられます。
今後も消費者の期待に応える玉名みかんとするために、JA等と連携し適切な指導を行っていきます。