美里かぼちゃ秋の現地検討会開催
美里町では、中山間地域の振興を目的として、12月下旬~1月上旬に出荷する抑制作型のかぼちゃ栽培を推進しており、令和6年は約4haで取り組まれています。
かぼちゃは設備投資が不要で高齢者でも取り組みやすく、この時期は冬至用に需要が高いため、町の特産品「美里かぼちゃ」としてブランド化を進めています。
10月1日には、生産者の技術向上を図るため、美里町、JA熊本うき、種苗会社と連携して、砥用地区及び中央地区の2ヵ所で現地検討会を開催し、生産者12名の参加がありました。
今年は、8~9月の記録的な猛暑や少雨により、播種や定植の遅れ、雄花の減少等による着果段数の上昇が見られており、例年より収穫時期が遅れること(10月下旬→11月上中旬)が予想されます。そこで、収穫まで樹勢を落とさない管理ポイントや、既存品種「くりゆたか」よりも果実肥大がよい新品種の最適な栽培方法を実証する展示ほの状況等について説明を行いました。説明後には、病害虫防除に関する質疑応答など活発な意見交換が行われました。
当課では、今後も引き続きカボチャ、アスパラガスなど中山間地域野菜の振興支援に尽力して参ります。