国営基盤整備地区における小麦栽培の推進 ~展示ほを活用した現地検討会を開催~
現在、宇城市の平坦部では、区画整理と用排水を一体的に整備する受益面積777haに及ぶ大規模な国営緊急農地再編整備事業が進められています。令和2年度に採択を受け、令和16年度の完了を目標に着々と工事が進められています。
本事業では、水田の汎用化・高収益作物の導入による農家所得の向上も事業目的にしていますが、当地域の水田は水はけが悪く、水稲裏作の作付けはこれまでほとんどされていませんでした。このため、当課では、先行して区画整理・暗きょ等の整備を今年度終了した浅川・南豊崎工区において、農地整備課等と連携し、小麦の栽培適性や収量性等を調査する展示ほを設置しています。
展示ほの小麦播種は11月19日に行われ、現在も順調に生育していますが、小麦の生育状況を地域の農業者に実際に見てもらい、整備地区の小麦作付けを拡大するため、3月2日に初めての現地検討会を開催しました。検討会には農業者14人と関係機関が集まり、小麦の生育状況や栽培基準、必要な機械等についての説明を行いました。
この工区内では、(株)サンマルクファームも今年から小麦の栽培を開始しており、展示ほの結果も踏まえながら、今後の小麦作付け拡大に向けた栽培技術等についても支援を行っていきます。