「宇城地域トマトキバガ緊急防除対策会議」を開催 ~地域をあげた迅速な対策で発生拡大を抑え込む!~
宇城地域では、トマトキバガ防除対策として、これまでに「宇城地域野菜病害虫対策会議」(5/21開催)で、防除対策の周知・徹底の呼びかけとともに、関係機関と連携して、全トマト生産者への啓発チラシの配布・JAのLINE活用や講習会での周知などの取組みを行ってきました。
今回、「県トマトキバガ緊急防除対策会議」が開催されたことを受け、翌日の6月3日に改めて市町、JA、うき協連を参集した地域独自の対策会議を開催しました。
会議では、当課から管内でのトマトキバガの発生経過やこれまでの対策の説明を行うとともに、今後の対策について協議を行いました。出席者からは、「農薬代が高く、一斉防除は難しいかもしれないが、呼びかけることは大事」「生産者以外では、直販所だけでなく、苗販売業者(ホームセンター等)にも周知が必要」「野良生えトマト除去の確認・指導の徹底が必要」などの意見が出され、活発な協議が行われました。
今後は、トマトキバガを次作につながない対策として、①一斉防除の呼びかけ、②トマト生産者全戸巡回によるハウス密閉処理・野良生えトマト除去の確認及び指導、③家庭菜園用啓発チラシの管内直販所・ホームセンター等への配布などを行う予定であり、引き続き、地域一体となって防除対策・発生抑制に取り組んでいきます。