トマト類等の害虫をハウスの外に逃がさないぞ!(JA・市町・普及で栽培終了後のハウス密閉確認を実施)
トマト類をはじめとした施設栽培が盛んな宇城地域ですが、令和3年産トマト・ミニトマトでタバココナジラミの媒介するトマト黄化葉巻病が多発し問題となりました。
そこで昨年、栽培終了後に害虫を野外へ逃がさないようにハウスを閉め切り殺虫する「密閉処理」を徹底するため、JA、市町、普及合同で管内全生産者・ハウスを巡回して適正処理の指導を行いました。
今年もこの取り組みを継続し、地域で取り決めたトマトの栽培終了時期が6月末であることから、6月下旬と7月上旬の2回、トマト類やキュウリを対象に巡回しました。ほとんどの農家で「巡回指導」を認識されており、密閉処理が昨年より徹底されていました。
なお、収穫が終了していないほ場や雑草が生えたほ場には、対面指導や処理状況確認票をハウス内へ掲示し、6月末の収穫終了と密閉処理の実施、ほ場まわりの環境整備の徹底を呼びかけました。
農業普及・振興課では、今後もこのような取り組みを継続し、施設野菜の生産の安定を図って参ります。