カスミソウ農家への土づくり講習会と個別面談を実施 ~カスミソウの収量アップ・所得向上に向けて~
宇城地域は日本一の栽培面積・生産量を誇る本県カスミソウにおいて、県下最大の出荷量・販売額を誇るなど、温暖な気候を利用した花き栽培の盛んな地域です。
その中で、主力のカスミソウで近年収量が減少しており、要因をJAと話し合い、①立枯れの発生、②夏秋季の高温及び冬季の寡日照による生育遅延と分析し、対策として、①土壌消毒の徹底、②土づくり、③栽培スケジュールの見直し、④農家意識改善の4項目を今年の重点事項として掲げ、徹底していくことを新たに決定しました。
これを受けて、6月10日にJA熊本うき花倶楽部部会員46戸を対象にした土づくり講習会を、またカスミソウ農家全44戸を対象にした個別面談を6月16日から3日間、それぞれ開催しました。土づくり講習会では、農薬メーカーから正しい土壌消毒の方法、当課からは土壌消毒の効果を高める前処理と土づくりの基礎知識の講義を行いました。また、個別面談では、昨年度の販売実績とロジックツリーを用いながら、個々の栽培課題を特定し、栽培スケジュールや栽培品種の見直しにも取り組みました。面談終了後には、早速例年より早くほ場の片づけを行い、土壌消毒を行う生産者が増えるなどの効果が表れています。
今後は、遮光資材による高温対策試験も計画しており、当課では、関係機関と連携し、カスミソウの収量改善と農家所得の向上に向けて、引き続き支援していきます。