2024年のエリア普及現地情報

2024年2月

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せん定講習会
トレンチャーによる土壌深耕

令和6年産に向けたブドウの栽培管理スタート

宇城地域は、面積・生産量ともに本県の約4割を占める県内最大のブドウ産地です。令和5年産のJA熊本うきブドウ部会の販売高が近年で最高となったことで、農家の生産意欲も一層高まっています。
JAと農業普及・振興課では、令和6年産に向けた冬季管理作業が本格化する前の11月16日から12月8日にかけて、6地区、70戸の部会員を対象に冬季管理講習会を実施しました。講習会では、犠牲芽※せん定を基本に、枝の配置や残す長さ(切る程度)等を実演指導。農家からも活発な意見が出て有意義な講習会となりました。 
また、長年のブドウ栽培で硬くなった土壌改善のため、トレンチャーによる深耕法を説明し、希望する農家の園で深耕を行いました。
当課では、今後もせん定や土壌管理、ハウス被覆時期の助言を行い、より高品質なブドウが安定して生産出来るよう引き続き支援して参ります。

※犠牲芽:残したい芽の次の枝先の芽を半分切ることにより、枝の枯れこみ を防ぐ方法。

2024年2月

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自己紹介の様子
受賞者及び出席者

宇城地方青年農業者会議の開催

12月6日に宇城地方青年農業者会議を開催し、4Hクラブ員による課題解決プロジェクトの発表と4Hクラブの活動報告を行いました。
今年度のプロジェクト発表は、トマトの病害対策の見直し、カンキツ栽培へのドローン防除の導入、イチジクのポット栽培への挑戦、い草加工品のネット販売による販路拡大と宇城地域の多彩な農業を反映したものとなりました。
発表後には各クラブ員から栽培品目や今後の目標などを交えた自己紹介を行いました。
発表や自己紹介に対する先輩農業者、新規就農アドバイザー、市町、JA熊本うきなど関係機関からの質問やアドバイスが今後の活動のモチベーションにつながったようでした。
今後は、2月14日に開催される熊本県青年農業者会議に向けて、クラブ員と当課が一丸となって発表内容をさらに磨き上げていきます。
当課では、クラブ員がやりがいのあるクラブ活動が行えるよう、環境づくりを引き続き進めていきます。

2024年1月

販売開始時の様子
お客様が一気に押し寄せる場面も、、、

びぷれす広場で宇城のうまかもんフェスティバルを開催

令和5年11月10日(金)、宇城地域の物産館等で組織する「宇城地域直販ネットワークの会」が、熊本市中央区上通町のびぷれす広場で「宇城のうまかもんフェスティバル」を開催しました。これは、都市部の消費者に宇城地域の生産物や特産品のPR・販売を行い、物産館等を拠点とした地域の活性化を目指すものです。
当日は4店舗が出店し、トマトや生姜等の野菜に加え、温州みかんや太秋柿等の果物、農産加工品を販売しました。あいにくの雨天により、街を行き交う人数も少なく感じられる中、それでも多くの方が来店され商品を購入してくださいました。
特に、トマト等の野菜は価格が高騰している中、新鮮で比較的安価なものを購入できるということで、早々に売切れとなりました。
熊本市の繁華街での開催は初めてであり、宇城地域の農産物をPRする良い機会となりました。
農業普及・振興課では、今後も関係機関と連携しながら、宇城地域の農産物のさらなるPRに向けて支援活動を行っていきます。

2024年1月

天敵放飼後の葉
粘着トラップ展張の様子

宇城地域のキュウリ栽培におけるIPMの推進

宇城地域では、ウリ類退緑黄化病など、タバココナジラミが媒介するウイルス病が問題となっています。
一方で、コナジラミ類などの微小害虫は農薬が効きにくくなっており、農薬に頼らない防除対策が求められています。そこで、農業普及・振興課では、様々な防除方法を組み合わせるIPM(総合的病害虫・雑草管理)を推進しています。
現在は、キュウリで微小害虫の密度抑制を目的に、天敵資材※と粘着トラップを活用したIPMの技術実証展示ほに取り組んでいます。
この展示ほは、令和4年度から取り組んでおり、令和5年11月21日にはIPM実証調査成績検討会で調査結果を報告し、全国の関係者と意見交換を行いました。
展示ほの生産者からは「繁忙期に天敵に防除を任せることができて良かった」「粘着トラップで谷部分からのコナジラミの侵入を防止できるので良かった」という意見があり、IPM技術は好評でした。
今後、調査で得られた結果を基に宇城地域の天敵利用版の防除暦を作成し、講習会や現地検討会等でIPM技術の普及を図っていきます。

※リモニカスカブリダニ、スワルスキーカブリダニ

2024年1月

勉強会の様子
新規就農者の自己紹介

新規就農者共通課題勉強会・新規就農者激励会を開催

11月2日(木)に第2回新規就農者共通課題勉強会と新規就農者激励会を宇城地域振興局で開催し、関係機関や地域農業者を含む40名の参加がありました。
共通課題勉強会では㈱農テラスの山下弘幸氏に「新規就農者にとって重要な時間とオカネの捉え方」をテーマに講演を頂きました。講演では自身の農業での失敗事例とそこから経営改善に導いた考え方(定期的な経営把握と収益率向上に向けた原価率改善、収入アップ)、投資や雇用のポイント、時間を確保するための自己管理法など
の話を頂きました。山下氏がティーチングアシスタントを務めるくまもと農業経営塾の門下生も多く参加し、質疑応答では活発な意見交換がなされました。
終了後のアンケートでは「作物を作ることしか考えていなかったが、時間とお金の面から見る大事な機会をもらった」「もっと時間が欲しいと思うほど学びになる内容だった」との声が多くあがりました。
続く新規就農者激励会では、出席した4名の新規就農者から就農の動機や今後の目指す方向性について発表してもらいました。その後、同友会の畑野会長による激励の言葉、4Hクラブ紹介、新規就農者が使いやすい補助事業等の紹介をしました。
終了後は懇親会を開催。コロナ禍以降、久しぶりに懇親を深める良い機会となりました。

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