2021年のエリア普及現地情報

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2021年3月

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解体施設の内部 (ガイドラインに基づく作業動線)
導入した金属検出器

ジビエファームの国産ジビエ認証取得支援について

宇城市三角町にある株式会社イノPでは、鳥獣被害対策により捕獲したイノシシを自社処理施設「ジビエファーム」で処理加工に取り組んでおり、県内初となる「国産ジビエ」の認証取得を目指しています。          
農業普及・振興課では、今年度4月から、鳥獣被害防止総合対策事業や6次産業化総合支援強化事業を活用して、HACCPに沿った衛生管理プランの作成や金属検出器の導入、トレーサビリティの徹底を支援してきました。その結果、質が高く安全性を確保できる処理・加工・販売体制の整備が進み、現在、令和3年3月中の認証取得に臨んでいます。
今後も、消費者や実需者との信頼関係を構築しながら、新たな販売戦略の実現に向けて、事業等を活用しながら支援していきます。

2021年3月

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資料説明状況
実技指導状況

宇土市網田上床地区で柑橘剪定講習会実施

宇土市網田地域は、不知火、温州みかん、ネーブル等の柑橘栽培が盛んであり、農業普及・振興課では、このうち上床地区の生産者有志で構成される「上床みかん研究会」を対象に定期的な管理講習会を長年開催しています。
今年度4回目となる今回は、3月3日に剪定を中心とした管理講習会を企画したところ、14名(夫婦含む)の出席がありました。講習会では、品目別着花予想から今年の剪定管理(時期・程度・切り方)と土づくり、病害虫防除対策、鳥獣害への対策、有望な新品種の紹介などの情報を提供しました。また、実際に縮間伐が必要な園地で、剪定実技講習も実施しました。
生産者からは、「剪定を終えて、畑が明るくなり、仕事がしやすくなった。また、今回配布された重要病害虫の対策資料は、前から欲しかった資料で、適切な防除に役に立つ。」といった声が聞かれました。
当課としては、この地域に対し、引き続き柑橘を主体とした技術指導を続けていきます。

2021年3月

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左から右田氏、上田町長、松井氏
右田氏の茶園

県茶品評会(茶園の部)入賞伝達式を開催

くまもと茶ブランド確立対策協議会主催の令和2年度県茶品評会(茶園の部)において、美里町の生産者2名が上位入賞されました。
例年、2月に開催される熊本県茶振興大会で表彰式が行われますが、新型コロナ禍の中で大会が中止となったことから、2月10日に美里町中央庁舎において、上田 美里町長ほか関係者出席のもと、宇城地域振興局農林部長から、右田健一氏に最高賞の農林水産大臣賞(くまもと茶ブランド確立対策協議会長賞)、松井義博氏に熊本県知事賞を伝達しました。上田町長からは、両氏の更なる飛躍に期待が寄せられました。
農業普及・振興課では管内8名の生産者に対して、現地検討会や管理講習会等を開催し、良質茶生産の支援を行っています。両氏の茶園は、施肥、防除、整枝など切磋琢磨して熱心に取り組まれていることから、特に、枝の揃い、葉の大きさ、葉層などの状態が極めて優れている点が高く評価されました。
今後も、現地検討会などを通じて茶園管理についての情報提供を行い、良質で消費者ニーズにマッチした魅力あるお茶づくりの支援を行っていきます。

2021年2月

黒糖商品検討会風景
新商品試作品

三角産サトウキビの特産加工品づくりをめざして

宇土半島では、江戸時代から昭和初期にかけてサトウキビの栽培と黒砂糖づくりが盛んに行われていました。この伝統技術を復活し、最近増加してきた遊休農地を再生して高齢者でも無理のないサトウキビ栽培を広めようと、「三角サトウキビ活性会」が平成25年度に結成され、徐々に栽培面積を拡大してきました。
これまで黒砂糖のみの製造販売だったことから、農業普及・振興課では本年度からさらに6次産業化をすすめ、高齢者の所得向上や地域活性化につなげようと新たな商品づくりを支援しています。2月4日には、2回目の商品づくり検討会を開催し、活発な意見交換が行われました。なかでも黒糖液の商品化への関心が高く、「ストーリー性や自然の食味を販売店や消費者へどうアピールするか」、「用途を絞って商品規格や価格設定をしたらどうか」「地域をイメージするキャッチコピーが必要では」など積極的な意見が出されました。
今後、さらに異業種連携を深めながら商品の付加価値を高め、サトウキビを核とした地域づくりを支援していきます。

2021年2月

展示区生育状況(1月6日)
旬別収量の比較(令和2年12月末まで)

ナス「PC筑陽」の安定生産技術確立を目指して

単為結果性※1ナス「PC筑陽」は、作業の省力化を目的に導入が進み、JA熊本うき茄子専門部会(部会員41名、栽培面積10.8ha)では、10.2haで栽培されています。
「PC筑陽」は、従来の「筑陽」に比べ個々の葉が小さく、栽培期間を通じた草勢の維持が難しい品種です。茄子専門部会では、主枝3本仕立て栽培を基準として収量の確保を図ってきましたが、新たな栽培技術確立が求められています。
当課では、草勢維持を目的として、令和2年8月から主枝2本仕立て栽培の実証展示ほを設置しました。展示ほ設置農家は、「2本仕立ては枝の伸び方が分かりやすく、作業がしやすい。年内の収量も遜色なく、厳寒期の草勢維持もできそうだ。」との感触を持っており、次年度は栽培面積の全てを2本仕立てにすることを検討しています。
促成ナス栽培は、6月末まで続きます。当課では引き続き、厳寒期から春の高温時期に向けての草勢の変化及び収量を調査し、地域における栽培技術確立を支援する計画です。

※1 単為結果性:交配作業を実施しなくても着果する性質

2021年2月

春に向けてハウスモモのせん定を実施

1月14日にハウスモモのせん定講習会・状況確認を実施しました。JA熊本うきハウスモモ部会では、今回のせん定状況確認と3月の開花状況確認の際は毎年部会員4戸全員で園地を巡回しながら、お互いの園地状況の確認及び栽培管理の意識統一を図っています。今回の講習会では、せん定方法の考え方や苗木の植え付け方法について意見交換を行ったことで、より栽培管理の理解が深まったようでした。
また、県の推奨品種であるモモ「さくひめ」は通常の品種よりも低温積算温度の要求量が少なく、西南暖地への導入品種として注目されており、管内でも全戸のハウスに数本ずつ導入されています。しかし、県内でのハウスにおける栽培事例が少ないため、今年度は、昨年の園地ごとの着果状況や品質等を確認し、その結果をまとめた資料を提供しました。引き続き、次年度も着色や品質等を確認し、収穫時期の検討を行っていく予定です。
今後も、関係機関と協力しながら新たな品種導入や高品質果実栽培に向けて支援していきます。

2021年1月

品評会の審査風景
生育状況(9月29日)

美里かぼちゃの品評会 開催!

12月10日、美里町役場で令和2年産「美里かぼちゃ」の品評会が開催されました。24点の出品があり、JA熊本うきと当課の職員が果実の外観品質をもとに審査を行い、最優秀賞1点、優秀賞2点、優良賞2点を選定しました。今年は玉肥大期の雨が少なかったことから、平年に比べ小ぶりな玉が多い印象でした。
令和2年産の美里かぼちゃは、7月豪雨後の長雨によるほ場準備の遅れや台風9号・10号の影響で生産量の減少が危惧されましたが、生産者の管理作業の努力により、平年と同程度の着果数が確保され、食味も大変良好な仕上がりとなっています。11月に収穫されたかぼちゃは、各生産者が貯蔵して品質を高めた後、関東・関西を中心に年内(12月15日~19日)と年明け(1月12日~27日)の2回に分けて、出荷されます。
農業普及・振興課では、美里かぼちゃのさらなる生産安定や品質向上に向けて、関係機関と連携し支援していきます。

2021年1月

新型コロナウイルス感染対策
クラブ員による販売の様子

4Hクラブ宇城うき収穫祭開催!

12月20日に宇城市豊野町のアグリパーク豊野で、消費者との交流及び4HクラブのPRを目的として、宇城地方青年農業者クラブによる農産物販売会「宇城うき収穫祭」が開催されました。今回は、新しい試みとして宇城地域直販ネットワークの会による「うまかもんフェスティバル」も同時開催され、パーテーションの設置など新型コロナウイルス感染防止対策が必要でしたが、盛大に実施することができました。
テント内には、クラブ員が生産している野菜、果樹、花苗やい草商品など多くの農産物が並び、クラブ員が直接消費者に農産物の特徴や食べ方を伝えるなど多くの方に宇城の農産物をPRすることができました。また、クラブ員が作成したチラシを配布する中で、地域の方から、「若い生産者を応援したい」という声が多くあり、クラブ員のモチベーションをなお一層高める良い機会となりました。
農業普及・振興課では、引き続き、クラブ員の連携強化及び資質向上に向けて、様々な活動をしっかりと支援していきます。

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