手炒り釜を使って「いずみ茶」をPR
6月1日、お茶の産地八代市泉町で「第20回平家いずみお茶まつり」が開催されました。第20回の節目にあたり会場となった道の駅「秘境の郷いずみ」は多くの来場者で賑わいました。
昔は茶樹を生垣にし、我が家でお茶を作っていた家も多かったのですが、今では見かけなくなり、お茶がどうやって作られるのかほとんど知られていません。そこで、来場者がお茶づくりに接する機会をつくり、「いずみ茶」の認知度を高めようと、泉町茶業振興協議会と連携して、「手炒り釜」でお茶をつくる体験コーナーを会場内に設営しました。
お茶づくり体験は盛況で、多くの来場者とお茶づくりを通じ、古くからの茶産地である「いずみ茶」の魅力をPRすることができました。
泉町では産地維持のため、若手生産者を中心に、抹茶の原料である碾茶(てんちゃ)の生産を令和5年度から始めています。
当課では新たに挑戦する生産者への技術的支援等を通じて、引き続き「いずみ茶」の振興を図っていきます。