未来を担う高校生へ地域農業の出前講座を実施!
八代農業高校では、農家出身の生徒が減少し、進路先に農業(就農、農業大学校への進学等)を志望する生徒が少なくなっています。
そこで、農業への関心を高め、将来の選択肢の一つとなるよう、2月17日に地域農業の興味・知識を深めるための出前講座を実施しました。
講座では、生徒が意欲的に参加できるよう、八代農業高校連携PTメンバー※が講師となって、食農創造科1年生(30名)、生産土木科1年生(14名)を対象に、熊本県・八代地域の農業や農業土木について、クイズ形式で説明を行いました。その後、農業に関する課題について考えるワークショップを9班に分かれ実施しました。各班で、農業後継者を増やすには?等の8つのテーマの中から一つ選び、意見をまとめました。
講座後、生徒を対象に行ったアンケート調査で、「農業について楽しく学ぶことができ、知識が深まった。」等の意見が寄せられ、講座前後で生徒の農業に関する興味・関心度は向上しました。
この他にも、今後受けたい研修について、農業体験や植物の病気を詳しく学べる研修等を求める意見があったため、今後の取組みに活かしていく予定です。
八代農業高校連携PTでは、生徒が農業の魅力や楽しさに気づき、「将来、農業に携わりたい!」と思えるよう、生徒の視点に立った取組みを展開していきます。
※農業普及・振興課と農地整備課の若手職員を中心とする「八代農業高校との連携推進プロジェクトチーム」