八代エリア

八代地域は八代市、八代郡を所管しています。県のやや南に位置し、八代海と九州山地との間に位置し、東西に流域を持つ球磨川と氷川等からの土砂の堆積によりできた三角州が基部となり、江戸時代初頭からの干拓事業により形成された西の平野部と、九州山地の脊梁地帯を形成する東の中山間地域からなっています。
平坦地域では、水稲、いぐさ、野菜、花きなどの多彩な作物が生産されており、これらを組み合わせた複合経営や施設野菜(トマト、メロン、イチゴ)の専作経営が行われ、「はちべえトマト」で知られる冬春トマトは、日本一の産地となっています。
近年は、ブロッコリー等の露地野菜の作付面積が年々増加、また、飼料用稲は、農作業受委託組織による組織的な生産により県下有数の作付面積となっています。
中山間地域では、立地条件を活かした農業が営まれ、ショウガ、なし、晩白柚、茶などの産地が形成されています。

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県南広域本部 農林水産部 農業普及・振興課

〒866-8555 八代市西片町1660

電話:0965-33-3462

FAX :0965-33-4540

八代エリア普及現地情報

2025年1月

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紙芝居の様子
園児へのみかんの贈呈

みかんをはじめて食べました!? ~幼稚園・保育園児等への県内産みかんの提供活動~

本県では果樹生産振興対策本部(事務局:熊本県農産園芸課)とJA熊本果実連が中心となり、県内の子ども達に温州みかんを「見る」・「触れる」・「食べる」機会を設け、みかんの知識・魅力を伝える活動を行っています。これまで県内全域の幼稚園・保育園・特別支援学校など、のべ約2380園(H22~R5年度)に提供してきました。
当課では11月6日に八代管内の当選した4園でみかん配布と併せ、「みかんがどうやってできるのか」、「みかんを食べるメリット」等を理解できるよう簡単な紙芝居で説明し、温州みかんの魅力を伝えました。当日は多くの園児・先生方へ紙芝居で説明し、温州みかんに対する興味を深めてもらいました。紙芝居が終わった後に園児からは、「ももの花は何でピンクなの?」や「イチゴって何で木になってないの?」など、みかん以外の果物についても多く質問があり、園児達の果物に対する好奇心に圧倒されました。
一方で、温州みかんを食べたことがない園児も一定数おり、理由を聞いてみると「おうちで出てこない。おいしいのかもわからないから食べない。」との声があり、先生方からは「高騰する給食費の削減で、嗜好品である果物類をなくすしかないのが現状。」など、園児達が日常的に口にする機会が少ないという現実も確認できました。
当課では、生産現場での収量増加・高品質果実生産の支援だけでなく、食育活動を通して県内産果樹の魅力・美味しさを発信しながら、老若男女を問わない果樹の消費拡大が続くよう取り組み、本県の果樹産業を盛り上げていきます。

2025年1月

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もしもの発生に備えて~家畜伝染病防疫演習の開催~

国内の鳥インフルエンザは過去最速のペースで発生している中ですが、当課主催による家畜伝染病防疫演習を氷川町の竜翔センター体育館で11月12日に開催し、県南本部職員や関係機関合わせて85名が参加しました。
まず、中央家畜保健衛生所から家畜伝染病の概要と発生状況について説明ののち、鳥フル防疫対応の動画を全員で視聴しました。
体育館内には支援センターと現場事務所を仮設置し、当課の新採職員等3名を動員者に見立て、その動きやスタッフとしての作業内容を確認していきました。
新採職員等3名は防護服の着脱等初めての貴重な経験ができたとのことでした。
また、支援センター→現場事務所→支援センターの動員者の流れやスタッフの動き全体を見ることができたと、参加者からは評価を得ました。
12月17日には八代地域の各係・部門別のスタッフ会議を開催し、連携強化を図っていきます。
鳥インフルエンザは発生させないことが一番ですが、もしもの発生に備えて、今後も警戒レベルを高めていきます。

2025年1月

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カモ類から八代地域の農産物を守ろう! ~鷹匠によるカモ類の捕獲・追払い活動始まる~

八代地域では、野生鳥類の中でもカモ類による露地野菜等への被害が大きいことから、関係機関と『八代地域農産物鳥類被害防止対策連絡協議会』を設置し、様々な被害防止対策に取り組んでいます。
その取り組みの一つとして、佐賀県武雄市の鷹匠と連携し、今年度初めてとなる本物の鷹を使用した被害防止対策活動を11月19日に実施しました。
被害防止対策として、氷川町の不知火干拓からスタートし、八代市南部までの沿岸地帯を巡回しながら、圃場に侵入しているカモを鷹で捕獲しました。鷹による捕獲は一瞬のことでカモ達はパニックになり、他のカモ達は見えなくなるまで飛んで行きました。また、別の地区では、鷹を一羽飛ばしただけで近くにいたカラスやトビが何十羽も集まる等カオス状態となり、鷹が与える影響の大きさが伺えました。
また、地元の猟友会による船上捕獲と連携し同日同時刻に実施する等、陸と海の両方からカモ類に脅威を与え、地域内に留まらないような工夫もしました。これらの取り組みは3月中旬まで月2回のペースで実施する予定です。このほか、氷川町では今回の実証との相乗効果を狙い、鷹の模型(カイト)を川の河畔に設置する等、市町が主体的に取り組めるような新たな取組みについても実証中です。
農業普及・振興課では、本格的な渡り鳥シーズンに向け、関係者と連携してカモ類被害防止対策の実証や周知活動を実施し、有効な対策技術の定着による被害軽減に取り組んでいきます。

2025年1月

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至高の「いずみ茶」を目指して~お茶検討会の開催~

八代市泉町で12月3日にお茶の検討会(求評会)が開催され、泉町茶業振興協議会員と関係機関合わせて13名が参加しました。
会に先立ち、当課では生産者のお茶を集め、品質の目安となる全窒素や繊維量などの成分を近赤外線分析装置を用いて計測しました。
当日は測定結果について過年度の分析値も踏まえて説明を行い、その後、参加者でお茶の外観や水色、香気について評価検討し、最後に試飲しました。生産者それぞれのお茶に香りや味の特徴があり、製造方法や栽培管理について活発な意見交換や議論が交わされました。
また、当地域は新品種の導入や改植があまり進んでおらず、品種への興味や今後の改植への意識を高めてもらうために、他地域で栽培が進んでいる県の新品種「TC01」の紹介も併せて行いました。
検討会の最後には、農業革新支援専門員から全体講評と市場で高値で取引されるお茶や、中山間地特有の香り高いお茶を生産するための栽培管理についてのアドバイスもあり、参加者からは「来年に向けた良い勉強になった」との感想をいただきました。
当課では今後も関係機関と連携しながら、現地指導や検討会を通じて「いずみ茶」の品質向上および生産安定に向けて支援していきます。

2025年1月

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対策会議の様子(JAやつしろ営農センター会議室)
トマト黄化葉巻病対策作業部会体制図

地域一体となってトマト産地を守る! ~トマト黄化葉巻病対策会議の開催~

八代地域における本年のコナジラミ類の発生は多かったものの、トマト黄化葉巻病の発病株率は昨年より低く推移しており、これまでの地域一体となったトマト黄化葉巻病対策の取組み成果が現れているところです。
このような中、令和3年から生産者も交えているトマト病害虫対策会議を12月3日に開催し、出荷組合や出荷団体、地域作業部会の代表者、JA、県市町の関係者(合計44名)の参加がありました。
当日は、更なる防除体制強化のため、コナジラミ類対策の必要性の再確認や令和6年度コナジラミ類の野外発生推移、トマト黄化葉巻病の発病株率等について、情報共有を行いました。出席者からは、コナジラミ類の調査や対策の取組みへの前進的な要望や意見交換がなされました。
さらに、次作のトマト・ミニトマトの栽培期間に対する生産者間による検討も行いました。これまでとは異なり、高温対策も視野に入れた見直しの提案もあるなど、出席者による活発な意見交換も行われました。
今回の会議では、新たな情報共有部位分も加え、生産者からは有意義であったとの意見があり、当課では今後も、他産地では見られないこの地域一体となった防除体制を維持・強化し、日本一のトマト産地として稼げる農業に取り組んでいきます。

2025年1月

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現地検討会
まだら果の状況

着色不良果(まだら果)の発生を減らすために ~アンケート調査で発生原因を探る~

昨年度、当地域のイチゴ「ゆうべに」栽培では、着色不良果(まだら果)の発生が多く、1割程度廃棄処分されました。まだら果の発生が「ゆうべに」の普及拡大を大きく阻害していますが、発生原因のひとつと考えられるカルシウム欠乏が何故地域で発生しているのかが明らかではありませんでした。
このため、当課では、生産者に対して発生時期やカルシウム資材の施用有無・施用間隔等を調査するアンケートを実施しました。
調査を分析した結果、年内、年明けともに、曇雨天が続いた際に換気や加温が不十分な圃場で多発していました。これは、ハウス内の湿度が低下しなかったことで葉からの蒸散※1が抑制され、根からの吸収量が低下したことが原因のひとつだと考えられました。
このアンケート結果は、11月22日に実施された現地検討会の場で生産者に対して報告・共有するとともに、曇雨天時にハウス内の湿度を低下させることを意識した管理を実施するよう指導しました。併せて、カルシウム欠乏の原因となる草勢の強さを考慮した肥培管理や適正な着果数についても指導しました。
生産者からは、「まだら果について勉強になった。今年度は発生を減らせるよう対策を講じていきたい。」といった前向きな意見が出ました。
当課では、今後もまだら果対策について、引き続き生産者への指導を行いながら今年度の発生を軽減し、生産者の所得向上につなげていきます。

※1 蒸散とは、気孔から植物体内の水分を水蒸気として排出すること。蒸散によって新たな水や養分を根から吸い上げることができる。

2025年1月

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栽培管理講習会の状況
食味評価の様子

八代地域における「くまさんの輝き」の推進

水稲品種「くまさんの輝き」は熊本県が育成した極良食味の新品種で、八代地域ではR5年から本格導入されており、R6年は418haまで栽培面積が拡大して今す。一方、八代地域はいぐさや露地野菜等の産地であるため、「くまさんの輝き」の面積拡大に当たっては、極端な遅植えや窒素過多による食味の低下が課題です。
このため、農業普及・振興課では、JAやつしろと連携し、良食味米栽培のモデルとなる展示ほを設置するとともに、7月末に栽培農家を対象とした講習会を開催しました。今年は特に高温状態が続くことが予想されたため、過剰な分げつの抑制につながる中干しの徹底や品質低下を抑制するための穂肥施用、早期落水防止等の指導を徹底しました。
また、12月3日にはJA営農指導員や八代市・氷川町の担当者(19人)を参集し、JAやつしろ本所において、本年産の「くまさんの輝き」(鶴喰地区、五反田地区)の食味評価会を開催しました。評価会では「ヒノヒカリ」に比べ高温登熟性に優れた「くまさんの輝き」の食味評価が高く、ポテンシャルの高さについて関係機関で共有することができました。
八代地域の主力品種である「ヒノヒカリ」は夏場の高温に弱く、今後とも「くまさんの輝き」へ転換が進むと考えられるため、当課としては、関係機関と連携しながら、良食味米としての「くまさんの輝き」の着実な推進に努めて参ります。

2024年12月

「世界一長い畳」製作の様子
「世界一長い畳」(くまモンポート八代旅客ターミナル内)

熊本県産いぐさで作った「世界一長い畳」がギネス世界記録認定!

八代産いぐさ畳表を使用して製作した長さ12.67mの畳が「世界一長い畳」ギネス世界記録に認定されました。この取り組みは、畳の魅力を再発見し、多くの人にいぐさ畳の良さを知ってもらうため、「熊本県畳表銘柄確立研究会(略称:熊銘会(ゆうめいかい))」が中心となり、畳職人やくまモンポート八代、測量会社等の協力を得て「チーム熊本の畳」として挑戦したものです。この挑戦は、構想から足掛け3年を経て実現することが出来ました。
畳製作は、8月15日から18日にかけて、くまモンポート八代旅客ターミナル内で行われました。2枚の畳床を繋ぐ匠の技法や手縫いなど伝統的な手法を使用し、県内の畳職人を中心に、関係者も一部参加しながら製作しました。8月26日の測定会を経て、9月20日に認定されました。
11月3日にくまモンポート八代で開催された「第34回みなと八代フェスティバル」に併せて一般公開されました。多くの来場者に「世界一長い畳」に触れていただくとともに、いぐさの小束を配布し、いぐさ・畳表のPRを行いました。「世界一長い畳」と一緒に記念撮影をしたり、畳に寝転がる子供たちの姿も見られ、大勢の人に熊本県産いぐさで作った畳を体験していただく良い機会となりました。また、11月5日には、八代市長・県南広域本部長への表敬訪問も行われました。
当課では、達成までの様々な課題解決や運営管理等への助言、関係機関との調整等の伴走支援を行ってきました。日本の畳文化を支えるいぐさ・畳表産業の維持・発展のため、引き続き、関係機関と協力して生産者の支援を行っていきます。

2024年12月

出荷された生姜の検品
第50回しょうが祭の様子

八代生姜の収穫が始まりました

八代地域特産である生姜の収穫が10月下旬から始まりました。
10月27日には八代市東陽町の東陽石橋公園で「第50回東陽しょうが祭」が開催され、掘り上げたばかりの新生姜を求めて、多くの人で賑わいました。
収穫は11月末まで続く見込みで、今年も品質の良い生姜が収穫されています。
過去2年は天候に恵まれ豊作でしたが、今年は8、9月の記録的な高温、乾燥の影響で、潅水が足りなかったほ場では太りが悪く、全体の収穫量は昨年よりも少ない見込みです。生姜は中山間地での露地栽培が中心で、潅水設備があるほ場が少ないため、降水の影響を受けやすく、改めて安定した用水確保の重要性が認識されました。
また、当地域では生産者の高齢化も進んでおり、当課では、市やJA等関係機関と連携し、昨年度から経営継承へ向けた取り組みを進めています。継承を進めるうえでも、優良農地の確保は重要な課題となっています。
当課では、引き続き関係機関と連携し、経営継承の取り組みと併せ、補助事業を活用して、さく井整備などの用水確保対策に取り組んでいきます。

2024年12月

選果・出荷調整作業の状況
出荷協議会の様子

八代地域のトマト・ミニトマト出荷好調!!~令和5年産を超える出荷量を目指して~

トマト生産量が日本一の八代地域において、令和6年産のトマト・ミニトマトの出荷が10月上旬から始まっています。
令和6年産は、8月から9月の高温や乾燥、多日照によって生育への影響が懸念されていましたが、現地検討会や圃場巡回での、根張りを充実させる灌水や適正な草勢をコントロールする計画的な作業順守、確実な着果を目指した交配処理の指導等を行い、良好な生育と順調な開花・着果が見られ、好調な出荷となっています。
出荷開始に合わせ、八代地方トマト・メロン販売連絡協議会※主催の出荷協議会が、生産者やJA、輸送関係者、市場関係者、市町県等の関係者108名を一堂に会し開催されました。当日は、生産現場での生育状況の確認と、当課から地域全域の生育概況の説明、産地と市場における年末年始の販売対策と有利販売に向けた情報共有や活発な意見交換が行われました。
令和6年産トマト・ミニトマトの作付面積は、昨年と同程度が見込まれ、年内および年明けのいずれも潤沢な出荷が予想されます。当課では、更なる生産力向上を目指し、関係機関と連携して技術支援を行いながら、稼げる農業に取り組んでいきます。

※事務局は、JAやつしろ、農事組合法人八協連、JA熊本経済連、県農業普及・振興課

2024年12月

連携会議のようす
油流出事故への対応のようす

農業用油流出事故に係る連携会議を開催

八代地域は施設園芸が盛んで燃油を利用することも多いことから、農業に起因する油漏れの潜在的リスクは高くなっています。今年度に入り、当地域ではすでに油流出事故が複数回発生していることから、9月18日に広域行政事務組合消防本部、JA、管内市町等関係機関が一堂に会する連携会議を開催しました。
会議では当課から、今年度に発生した油流出事故の発生事例や原因を説明した後、関係機関における事故発生時の初動対応や周知活動の状況等について情報提供がありました。また、広域行政事務組合消防本部から、消防法令に基づく重油タンクや廃油の適正な管理について、JAから、農業者が加入している災害保険の適用範囲について説明があり、それぞれの現場対応の実態や周知・啓発活動の状況に関して情報共有することで油流出事故発生への対応に関する全体イメージが共有できました。
当地域で発生している油流出事故の中には、離農された農家に保管されたままとなっているものもあることから、非農家も含めた周知活動のあり方についても検討されました。
当課では、事故発生時に関係機関の連絡先一覧作成等によるスムーズな情報共有体制の構築を図るとともに、引き続き、油流出事故の抑制に向けた注意喚起に取り組んでいきます。

2024年12月

農業振興地域制度と農地転用許可制度の概要

球磨地域農転・農振担当者研修会を開催しました

10月1日に球磨地域10市町村の農転・農振業務担当者を対象に、農地転用許可制度と農業振興地域制度に関する研修会を球磨地域振興局にて開催しました。
午前の部では農地転用に関する研修会を行い、農地転用許可制度の概要と申請書類にて、留意事項や農地の広がりの分断要因の例示及び、4月に国から通知があった「資材置場」を含む各通知について当課から説明を行いました。その後、市町村から相談の多い集落接続に関して演習を行いました。
午後の部では農振制度に関する研修会を行い、プロジェクターを使って農業振興地域制度の概要と書類提出で注意する事項や、農振除外の基本程な考え方について説明を行いました。その後、11月に農振の協議も控えているということから、要件の1つである農地の集団性の整理についてや、「地域計画」との関係性についての質問が多く見られ、参加者からは、「気になっていた点について聞けた。」や「集団性について理解が深まった。」と感想を頂くなど、活発な質疑応答の時間となりました。
当課では、各市町村と密に連絡を取ることで、随時改正される農地法や農振法及び関連法の適正化を推進するとともに、市町村担当者と申請許可業務への認識や考え方を共有しながら、引き続き県南地域における農地の適正かつ効率的な利用の確保へつなげていきます。

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