2019年のエリア普及現地情報

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2019年12月

キャベツ収穫支援状況の視察
新規就農者育成施設の視察

大分県にて労働力確保支援及び担い手育成の先進地研修

八代管内は、トマト、露地野菜等全国有数の園芸品目の産地ですが、労働力、担い手の不足は進行しており、選果施設や短期の収穫・管理作業における労働力確保や担い手農家の育成について継続的対策が必要です。
そこで11月13~14日にJA全農おおいたの労働力確保支援の取り組みと豊後大野市及び杵築市の新規就農者育成の取組みを市町、JA関係者と一緒に視察しました。
JA全農おおいたでは、求職者の人材あっせん企業と連携し、都市部の求職者を産地の収穫管理に周年で供給する事業に取り組まれ、年間延べ2万人近い人材を産地に供給していました。(一部は熊本県内にも供給)
また、豊後大野市、杵築市では、就農希望者に対し、研修中の助成や就農後の経営安定化まで一貫した支援体制を整備することで、少数でも定着率の高い担い手育成に取り組まれていました。
視察参加者はJAや市が前面に立った先進的な労働力確保支援や担い手育成の取り組みに大いに触発され、管内に適した支援体制の構築に向けヒントを得た模様でした。
当課では、産地の持続的な成長に向け、重要課題として、労働力確保と担い手育成の両面から支援を継続してまいります。

2019年12月

「(農)高月」での視察研修の様子
「(農)結の里」のタケノコ園視察の様子

五反田地区営農改善組合が先進地視察研修を実施

八代市東陽町の五反田地区は高齢化と人口減少等による課題解決を図るため、中山間モデル事業のモデル地区として活動を続けており、これまでに営農改善組合の立ち上げ農地集積を進めるとともに、共同利用の農業用機械導入などを進めてきました。
その一環として11月28日から29日に、同じ中山間地で農業を営む先進的な組織として、山都町の「農事組合法人高月」、鹿北町の「農事組合法人岳間の杜」、「農事組合法人結の里浦方」の3法人の視察研修を行いました。それぞれの法人は、フットパスによる観光客の誘致、米の契約栽培、観光農園でのタケノコ収穫体験などの独自の取り組みによる集客や収入向上を実現しており、その理念やノウハウについて丁寧に説明をいただきました。
研修を受けた組合員は「同じように中山間地で担い手がいない中でも頑張っている人たちがいることがわかった」と組織化によるメリットを肌で感じた様子でした。
当課では、今後も地域や関係機関と連携しながら五反田地区の課題解決に向けて支援を続けていきます。

2019年12月

「八代特産晩白柚」現地審査風景
「八代生姜」現地審査風景(左:集荷場 右:貯蔵庫)

「八代特産晩白柚」「八代生姜」地理的表示(GI)保護制度現地審査の実施

地理的表示(GI)保護制度の登録に向けた現地審査が、11月15日(金)に「八代特産晩白柚」、11月18日(月)に「八代生姜」について農林水産省により行われました。
現地審査は、栽培ほ場と集荷場及び申請書類の審査が行われました。栽培ほ場と集荷場の審査では、各産品の品質や管理方法などが産地とどのように結びついているかについて多く質問が行われ、JA担当者から地理的、歴史的条件と産品の特性との結び付きについて説明されました。特に、「八代特産晩白柚」の特性である大きさや風味は、球磨川、氷川からの豊富な水と豊かな土壌、八代海に面した温暖な気候や潮風の地理的条件によるもの。また「八代生姜」の特性である肉質の白さは、長年にわたる技術や管理方法の伝承、辛みが少なくまろやかな味とみずみずしさは、段々畑のほ場、凝灰岩に豪を掘った貯蔵庫、きめ細かい管理などに帰せられていることが説明され、審査員の心に刻み付けることができました。今後、申請の公示(3ヶ月)、学識経験者の意見聴取が行われ、きっと登録されるものと確信しています。
注)地理的表示保護制度(GI制度):地理的表示(Geographical Indication)とは農林水産物・食品等の名称で、その名称から当該産品の産地を特定でき、産品の品質等の確立した特性が当該産地と結び付いているということを特定できる名称の表示。GI制度とは、産品の名称を知的財産として保護するための制度。令和元年11月末時点で86の産品登録。

2019年12月

「涼風」栽培加工講習会

いぐさ品種「涼風」の安定生産に向けて

県育成いぐさ品種「涼風」は、令和元年産面積で45%を占めていますが農家間ではいぐさ品質に差があり、「涼風」に適した栽培加工技術の習得と向上を求める声が多い状況です。
いぐさ普及指導室では「涼風」栽培実証展示ほの成績を踏まえ、10月11日にアグリシステム総合研究所にて、いぐさ農家を対象とした「涼風」栽培加工講習会を開催しました。「6月中旬からの収穫技術」と「早期先刈と追肥の組合せ技術」の試験結果から栽培管理の注意点や選別方法等の加工ポイントを説明し、安定生産技術の普及を図りました。
いぐさ普及指導室では今回の結果を踏まえ、令和2年2月から3月に開催される現地検討会を通して更なる安定生産を目指します。

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