ショウガの作付面積の維持・拡大を目指して
八代地域では、中山間農業モデル地区として三地区が指定されており、当課では各地区農業の活性化を支援しています。その中の一つである八代市五反田地区では、水稲関連機械の共同利用による経費削減と、地域の主力作物であるショウガの栽培拡大を柱に取組みを進めています。
特にショウガは、畑地での高収益作物として、休耕地での作付推進を行っていますが、この様なほ場では根茎腐敗病の発生が問題となっています。そのため、発病ほ場の菌密度を低減する新技術の確立が求められています。
そこで九月に、八代市、JA、生産者と連携して、慣行のクロルピクリン施用に比べ、より深層まで消毒可能な低濃度アルコールによる土壌還元消毒展示ほを設置しました。
今後、菌密度や次作の結果、経費、労力等から当技術の普及性を評価します。