鳥獣害対策について先進事業者と意見交換
八代地域は、中山間地域でのイノシシやシカなど獣類による被害が増加しており、収穫減や営農意欲の減退等深刻な問題となっています。特に、担い手不足や高齢化が進む中山間地域では、担い手確保や耕作放棄地解消に向けた対策と併せて、鳥獣害に対する地域ぐるみの対策を強化していく必要があります。
当課では、昨年度管内の中山間農業モデル地区4地区を対象として、共通の課題である鳥獣害対策の講習会を開催しましたが、今年度はこの取り組みをさらに加速・拡大させていく予定です。そのため、5月27日に、くまもと☆農家ハンター宮川氏と稲葉氏を訪ね、鳥獣害対策の基本的な考え方や、同対策の今後の展開について意見交換を行いました。
意見交換では、鳥獣害対策は単体として重要であることはもちろんですが、地域ぐるみで取り組むことで、地域活性化にもつながっていくという農家ハンターの取り組み姿勢が印象的でした。
当課では引き続き、中山間地域農業の課題解決に向けた支援を通じて、持続可能な中山間地域農業の実現に取り組んでいきます。