トマト・ミニトマト有望品種の特徴を共有
八代地域では、トマト・ミニトマトの最新品種に関する情報を把握し、産地に適する品種を検討するために、毎年、一般社団法人熊本県野菜振興協会八代支部主催により、県、市、JAで協力して品種比較試験を実施しています。ここで得られた試験結果は、各生産者が次作の品種選択を行う際の有効な判断材料となっています。本年はトマト7品種、ミニトマト5品種を試験しており、収量、生育、食味に関する調査を実施しています。
この試験結果をトマト類生産者等へ情報共有するために、八代地方トマト・メロン販売連絡協議会主催のもと、3月29日に実績検討会が実施されました。会議には、生産者代表25人の他、JA、八協連、JA熊本経済連、市町、農業普及・振興課等が出席し、総勢42人で情報共有を図りました。農業普及・振興課からこれまでの試験結果を報告し、参加者はトマト、ミニトマトの食味検討を行いました。生産者からは、「各試験品種の開花日は分かるか?」等の質問がありました。
農業普及・振興課では、JA、市と連携し、収穫が終了する6月まで調査を継続し、品種の特徴を把握して産地を支援していきます。