STOP!農作物被害~鳥害対策総合検討会編~
八代地域では、近年鳥類による農作物被害が増加傾向にあり、海岸沿いの露地野菜を中心にい草や麦類等、幅広い作物で被害が発生しています(R1年度鳥類被害金額:164,843千円 前年対比:約230%)。
そこで、当課では、昨年8月から関係機関と連携して鳥害対策会議の開催や展示ほの設置などの取組みを進めてきました(9月、1月普及現地情報参照)。
1月28日には、関係機関との情報共有及び今後の対策検討を目的に鳥害対策総合検討会を開催しました。具体的には、展示ほの状況について現地確認を行い、今年度の被害状況や展示ほ及び定点カメラから得られた対策のポイント等について意見交換を行いました。
対策のポイントは、初期被害防止のための「早めの設置」と慣れ防止のための「複数の対策の組合せ」で、今後は①協議会の立ち上げ、②アンケート調査の実施、③講習会・座談会の開催に取組むことで一致しました。
当課では、産地の農作物を野生鳥類から守り、生産者が安定した農業収入を確保できるよう、引き続き関係機関と連携して鳥害対策に取組んでいきます。