2021年のエリア普及現地情報

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2021年3月

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写真左:卸商団体の代表による講義
写真右:仕上げ方法の実演と実習

熟練の技に学べ!畳表の仕上げ講習会開催!

いぐさ・畳表産地の新たな取り組みとして、去る2月10日にJAやつしろい業部は畳表の加工(仕上げ)講習会を開催し、夫婦での参加など含め約70名が参加しました。
これは、製織後のキズ補修などの仕上げ不良による返品畳表の実態について生産者に知ってもらい、熊本県産畳表のさらなる品質向上を図るため、同部会、JA及び県で企画したものです。
講習会ではまず卸商団体から、返品畳表や消費者から寄せられるクレーム(色が揃っていない、仕上げ時の跡形が残っている、等)に関する講義があり、参加した生産者は興味深く聞き入っていました。
講義終了後は、農林水産大臣賞受賞歴のある生産者4名が講師となり、仕上げ方法の実演と実習を行いました。実習用に製織されたキズ表を素早く丁寧に仕上げていく講師らの熟練の技に、会場内からは感嘆の声が上がっていました。仕上げ作業に携わったことの少ない若い世代の参加者も多く、熱心な質疑応答も行われ、講習会は盛会のうちに終了しました。
今後も当課では、畳表品質と産地信頼度の向上に取り組む生産者自らの取り組みを、関係機関一丸となって支援していきます。

2021年3月

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せん定の様子:晩白柚
せん定の様子:不知火

「一年の計はせん定にあり」~連年安定生産に向けた柑橘せん定指導~

農業普及・振興課では、JAと連携して2月上旬から地区ごとに柑橘(温州みかん、晩白柚、不知火)のせん定講習会を実施しています。
柑橘のせん定は、良好な新梢と花をバランスよく発生させ、毎年安定して高品質果実を生産できる樹づくりが主な目的です。そのため、着花が多い表年と予想される令和3年産は、やや強めのせん定を行い、樹形改善・作業性の向上を図るよう指導しました。
また、経験の浅い若手生産者に対しては、個別にせん定指導を行い、技術力の平準化を図っています。個別指導では、せん定の考え方や注意点などをより細かく指導することができ、せん定における疑問を解決する場となりました。
連年安定生産を図るためには、せん定や施肥、摘果等の栽培管理を総合的に実施することが重要となります。今後も当課では、時期ごとの栽培管理の徹底を指導していくとともに、将来の産地を担う若手生産者の技術力向上を図っていきます。

2021年3月

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結果を共有するクラブ員たち
秀賞を獲得した意見発表の様子

県青年農業者会議総合優勝!クラブ員の底力光る

2月22日に審査結果が公表された熊本県青年農業者会議において、八代地方青年農業者クラブ(4Hクラブ)が総合優勝を果たしました。
今年度は新型コロナウィルス感染症対策のため、例年の集合形式ではなく事前に提出された動画及び音声を吹き込んだパワ-ポイントによる審査となったため、クラブ員にとっては初めての方式で戸惑いがありましたが、理解しやすい発表を目指し担当の普及員と協力してそれぞれの準備に努めてきました。その結果、意見発表及びプロジェクト活動で発表した6課題中の5課題が最高位の秀賞を獲得し、クラブとしても7年ぶりの総合優勝となりました。
県会議で高い評価を受けたことでクラブ員たちのモチベーションはさらに向上しており、今後のプロジェクト活動の一層の充実につながることが期待されます。当課では今後もプロジェクト活動を通じてクラブ員のさらなるスキルアップや経営の改善に向けて継続的な支援を行っていきます。

2021年2月

鳥害対策総合検討会の様子
鳥害対策総合検討会の様子

STOP!農作物被害~鳥害対策総合検討会編~

八代地域では、近年鳥類による農作物被害が増加傾向にあり、海岸沿いの露地野菜を中心にい草や麦類等、幅広い作物で被害が発生しています(R1年度鳥類被害金額:164,843千円 前年対比:約230%)。 
そこで、当課では、昨年8月から関係機関と連携して鳥害対策会議の開催や展示ほの設置などの取組みを進めてきました(9月、1月普及現地情報参照)。
1月28日には、関係機関との情報共有及び今後の対策検討を目的に鳥害対策総合検討会を開催しました。具体的には、展示ほの状況について現地確認を行い、今年度の被害状況や展示ほ及び定点カメラから得られた対策のポイント等について意見交換を行いました。
対策のポイントは、初期被害防止のための「早めの設置」と慣れ防止のための「複数の対策の組合せ」で、今後は①協議会の立ち上げ、②アンケート調査の実施、③講習会・座談会の開催に取組むことで一致しました。
当課では、産地の農作物を野生鳥類から守り、生産者が安定した農業収入を確保できるよう、引き続き関係機関と連携して鳥害対策に取組んでいきます。

2021年1月

STOP!農作物被害 ~鳥害対策展示ほの設置・調査編~

八代地域では、近年カモ類による農作物被害が増加傾向にあり、海岸沿いの露地野菜を中心にい草や麦類等、幅広い作物で被害が発生しています(R1年カモ類被害金額:98,839千円)。 
そこで、農業普及・振興課では8月に鳥獣被害対策会議を開催し、関係機関とともに被害の現状把握と今年度の対策の検討を行いました。その結果をもとに10月~12月にかけて鳥害対策展示ほを8ヶ所設置し、被害軽減効果の検証を行っています。
展示ほでの対策は、鳥が嫌がる超音波等を用いた追い払い、黒マルチを使った吹き流しや鷹に似せたカイトの設置、物理的飛来妨害のテグスです。また、各展示ほに定点カメラを設置して被害状況を把握するとともに、カモ類の生態調査を実施しています。
12月末時点では、一部の展示ほで被害が発生したものの、被害軽減効果が確認されました。また、吹き流しとカイトを組み合せたほ場では、生産者から「早めの対策と複数の対策の組合せで被害が大幅に減少した」との意見をいただいています。
今後も当課では、展示ほでの被害軽減効果を検証していくとともに、現地検討会や講習会を開催し、生産者への普及推進を図っていきます。

※鳥害対策展示ほ
八代市:4ヶ所(超音波機器、テグス、吹き流し+カイト、吹き流し+ライト)
氷川町:4ヶ所(超音波機器、トリサッタ、テグス、吹き流し)

2021年1月

クラブ員の発表の様子
会長からクラブ員への賞状授与

コロナ禍での青年農業者会議!クラブ員の底力光る!

八代地方青年農業者クラブ(4Hクラブ)は、12月18日(金)に八代地方青年農業者会議を開催しました。当初は関係機関からの出席及び発表審査を予定していましたが、12月に県の新型コロナウィルス対策リスクレベルが最上位のレベル5に達したことを考慮して、参集範囲をクラブ員と農業普及・振興課のみとして開催しました。
今年度は新型コロナウィルス感染症対策としてオンラインを活用して会議やプロジェクトの検討会を行うとともに、普及員からも繰り返し個別に指導しながら発表を作り上げていきました。
当日は、意見発表5課題及びプロジェクト活動発表7課題と精力的な発表が行われ、うち6課題が県農業者会議に推戴されました。
当課では今後もクラブ員のさらなるスキルアップや経営の改善に向けて継続的な支援を行っていきます。

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