令和4年産イチゴの好調出荷に向けて~イチゴの定植が順調に開始!~
八代地域は、今年発足50周年を迎えたJAやつしろ和鹿島イチゴ部があるなど県内でも大規模なイチゴ産地(共販栽培面積約51ha)であり、「ゆうべに」を主に「さがほのか」、「恋みのり」など多品種が栽培されています。
定植期の9月を迎え、当地域では9月10日、15日に定植実施の判断基準となるイチゴの一斉花芽検鏡が実施されました。
前作では、8月中旬の長雨低温による定植時の不時出蕾の多発生や畝立て準備の遅れなど問題が多かったため、今作では定期的な苗の生育状況調査や現地検討会・講習会を通じた各時期の管理のポイントについて生産者への指導を行ってきました。
その結果、夏季の高温により一部花芽分化の遅れがみられたものの、台風14号通過後の低温により花芽分化がすすみ、9月23日~25日をピークに順調な定植が行われました。定植後の生育は、活着も良好で、不時出蕾の発生や病害虫の発生も少ない状況です。
農業普及・振興課では、定植以降の管理についても、引き続き関係機関と連携しながら、現場の課題に沿った指導を行い、令和4年産の安定出荷を目指していきます。