いぐさ産地希望の光!新型カセット式移植機が順調に稼働!
八代・宇城地域では現在、令和3年産に向けたいぐさの植付作業が、寒空の下で順調に進んでいます。
いぐさの植付けは、手植え、機械移植(ポット式、カセット式)の3種類があり、このうちカセット式移植は約4割を占めています。
カセット式移植機は、高齢化や担い手減少が進む産地にとって欠かすことのできない重要な生産機械ですが、産地の縮小に伴って生産が中止されたため、地元ではその生産再開が長年切望されてきたところです。
その様な中、本年11月、「日本一の産地を守りたい」という地元の熱い想いがついに実を結び、新型カセット式移植機22台がメーカーによって再生産され、生産者のもとに導入されました。
これを記念して、生産者・関係者約60人の参集のもと、現地お披露目会が開催され、式典後は生産者代表による植付作業の実演が行われました。出席者は、動き出す移植機を笑顔で見守りながら、再生産の喜びと今後の産地振興への期待に胸を膨らませていました。
当課では、産地の生産性・品質向上と生産者所得の向上を目指し、今後も関係機関一丸となって支援を行っていきます。