2020年のエリア普及現地情報

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2020年8月

経営分析を基にしたモデル農家への個別面談実施

令和2年7月15日、16日、21日、28日に管内12戸のトマト・ミニトマト・メロンのモデル農家を対象に経営と生産に関する個別面談を実施しました。
個別面談では、過去3年間の出荷量や経費の増減に関する資料(個別分析)や他の生産者との比較資料(産地分析)を示し、生産と経営の両面から現状把握や課題の整理、今後の計画等について話をしました。
生産者からは、「我が家の課題を整理できたので次作から取り組みたい」、「産地分析で他の生産者と経費の比較ができて良かった」や「今後もこの取り組みを継続してもらえれば生産者にとって良い資料になる」などの意見をいただきました。
今後は、部会全体に協力を要請し産地分析の精度向上を図るなど、生産者の所得が少しでも増加するよう取り組みを進めていきます。

2020年8月

現地検討会
講習会

来年に向けた茶園管理はいかに!

7月9日に八代市泉町の茶生産者12人を対象に、各茶園を回る現地検討会と、座学での講習会を実施しました。一、二番茶の摘採も終了し、7月からは来年に向けた管理が始まるため、生産者からの関心も高かったように感じました。
現地検討会では夏期の整枝の位置や時期、防除の方法についてそれぞれの茶園の状況に合わせた指導を行いました。
講習会では土壌分析結果の見方や、その結果に合わせた施肥・土壌改良剤の施用の方法について説明しました。さらに今回は八代市の農事研修センターの土壌分析担当者を講師として招き、分析土の採取方法、分析の重要性について説明していただきました。
生産者の方はそれぞれの改善点を見つけられたことと思います。当課ではR3年度産に向けて、夏の管理や秋整枝などの適切な指導により高品質な茶の生産を目指しています。

2020年8月

説明会の様子

労働力確保に向けた説明会を開催

新型コロナウイルス感染拡大に伴う外国人技能実習生の入国制限により、八代地域では労働力不足が懸念されています。そのため当課では、まず4月に八代市や氷川町と連携して外国人技能実習生を受け入れている農業者の方々を対象にアンケート調査を実施し、労働力不足の現状把握に取り組みました。
その中で、労働力不足が特に懸念されるのは入国3年目の実習生を有する農業者であるとの傾向が明らかになったことから、7月15日(水)にその農業者の方々を対象とした労働力確保説明会を市町や農産園芸課と連携して開催しました。
当日は、30名の農業者に参加いただき、八代のハローワークでの農業求人状況や求人する際の留意点の説明、実習生の代わりとなる人材を雇用する際に活用できる支援制度(農業労働力確保緊急支援事業)等の周知を行いました。
参加者からは、実習生の入国の見通しが立たないことへの不安や支援制度の期間延長を求める意見があがっており、当課では、引き続き現場の声を関係課へつなぐとともに、関係機関と連携して必要に応じた対応を行っていきます。

2020年7月

摘採(茶摘み)直前の茶園
受賞された谷口清和さん

県茶品評会 最高賞受賞

7月2日に県茶品評会(荒茶の部)が開催され、蒸し製玉緑茶部門⑴で八代市泉町の谷口清和さんが1等1席(最高賞)を受賞されました。
谷口さんは日頃から病害虫の適期防除や、製造方法を工夫するなど、より良いお茶の生産に熱心で、当課でも茶園の栽培管理や、摘採時期の判断、製茶などの支援をしてきました。今回はその積み重ねが実を結ぶ結果となり、地域の生産者の皆さんも大変喜んでいます。
泉町からの1等1席の受賞は2年連続で、他の出品者の方も昨年以上の成績となり、地域全体でのレベルアップが見られました。
今後も当課では生産者の方と一緒に「いずみ茶」のブランドイメージの向上・拡大に向け、支援を継続していきます。
⑴蒸し製玉緑茶…主に九州でつくられる、曲がった形状が特徴のお茶

2020年7月

写真1 JA営農センターでの栽培指導
写真2 現地ほ場(八代市郡築)での生育状況の確認

中食・外食向け多収水稲品種「とよめき」

八代地域では露地野菜との組み合わせ栽培のため早生品種「キヌヒカリ」の栽培が盛んですが、近年の高温による品質低下で販売に苦慮しています。
そこで、代替として実需者からのニーズの高い中食・外食用の早生品種「とよめき」の導入を検討しています。「とよめき」は関東以西向けの多収品種で、H30年度の管内の展示ほでは720kg/10aの実績があることから、今年度はJAやつしろと連携して15.7haの普及拡大展示ほを設置しています。
6月26日、初めて「とよめき」を栽培する4名の生産者と一緒に展示ほの生育状況を確かめるとともに、今後の施肥や水管理の方法を確認しました。
農業普及・振興課では、今後も関係機関と連携し、適期防除の呼びかけや刈取時期の判断など、栽培管理を支援しながら「とよめき」の普及を・定着を進めます。

2020年7月

土壌断面調査の様子
土壌断面と根の様子

トルコギキョウの土壌断面に生産者も興味津々

八代地域のトルコギキョウ栽培は6月に収穫が終わり、その後、次の作に向けた土づくりが実施されます。そこで、JAやつしろ北部花部会トルコギキョウ生産者(10名)とJAの花き担当者が集まり、鏡町の2ほ場で土壌断面調査を実施しました。
当日は農業革新支援センターの職員とともに、土壌断面を見ながら土づくりのポイントや、根張りの様子から推察される土壌環境、トルコギキョウの生育と根張りの関係について解説しました。土壌断面を見た生産者からは「同じトルコギキョウで、客土の有無やこれまでのほ場管理の違いによって、根の張り方がこれほど変わるのか。」と驚きの声が聞かれました。
後日、生産者から土づくりの相談を受けたり、自分のほ場の様子を知りたいという若手生産者2名のほ場で土壌断面を掘ったりと、土壌に応じた管理や土づくりへの関心の高まりを実感しました。そこで、今後の活動では土壌に応じた管理や土づくりに着目した栽培支援をより一層実施していきます。

2020年7月

6月10日プロジェクト検討会の様子

コロナ禍にも負けないプロジェクト活動!

農業普及・振興課では新型コロナウィルスへの感染防止対策を行いながら、八代地方4Hクラブへのプロジェクト活動支援に取り組んでいます。
これまでは毎年4月の4Hクラブ総会後にプロジェクト検討会を行っていましたが、今年度は総会を書面決議としたため、検討会が開催できませんでした。そこで、当課ではSNSによる通話やメールによるプロジェクト意向調査で課題設定の事前準備を進めつつ、緊急事態宣言解除後の6月10日にプロジェクト検討会を実施しました。コロナ禍にありましたが、各職員がクラブ員と綿密に連絡を取ったことで昨年度と同じ数のクラブ員がプロジェクト活動の取組みを進めています。
農業普及・振興課では今後もプロジェクト活動への支援に加え、コロナ禍の影響を緩和する各種事業等のクラブ員への周知なども行って、青年農業者クラブの活動をバックアップしていきます。
*八代地方4Hクラブ…個々のクラブ員の経営課題についてプロジェクト活動等による解決を目的とする組織。現在、施設野菜やいぐさなどを栽培する24~31歳の12名で活動中。

2020年6月

出発前の様子
車に張ったマグネットステッカー

トマト黄化葉巻病対策広報パレード実施

日本一の冬春トマトの産地である八代地域では、タバココナジラミが媒介するトマト黄化葉巻病対策が長年の課題であり、地域全体の申し合わせとして「原則6月25日~8月15日」の約2か月作付しない期間を設けることとしています。 
そこで対策に関する生産者の意識を高め、徹底を図るため、5月14日、6月4日に市町、JA担当者に協力いただき、広報車6台連なって管内全域での広報パレードを実施しました。
広報パレードでは、「栽培終了後にタバココナジラミを野外に逃がさないため、ハウスの密閉処理を徹底すること」などを呼びかけました。生産者からは「次作、発生が少なくなるよう広報活動も頑張ってほしい」との話をいただきました。
6月18日に3回目の広報パレードを計画しています。また、その他にも、市町、JAの広報誌の活用や農業資材の販売店などへのポスター配布などを行うことにしており、対策の周知を継続して行っていきます。

2020年5月

ロビー展示中の花き
職場でのアレンジ

花きの長期保管技術実証

当課では、新型コロナウイルス感染症の影響による花き価格の低迷を受けて、(株)大田花き(東京都の花き卸売業者)が窓口となっている花きの長期保管技術実証事業にモニターとして取り組んでいます。本事業は花きの鮮度品質管理の実証を行うことで、今後の花き生産、流通、販売に活かすことを目的としています。
この実証試験は庁舎ロビーで行っており、それぞれの花に名前や花言葉などの紹介文を付けました。そのため、長期保管の実証だけでなく、来庁された方に地元産の花を知ってもらう機会にもなり、「きれいですね」「花があると明るくなりますね」との声を多数いただきました。
これまで2回調査を実施しており、ダリアやトルコギキョウは1週間以上、アリウムは2週間以上日持ちをすることが分かりました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、自宅や職場で過ごす時間が増えていると思います。生花は水替えや水切りのたびにアレンジを変えることで、主役も変わり様々な表情を楽しめます。また、ご家族や同僚の方とアレンジ勝負をするなど楽しみ方も多様です。皆さんもこの機会に自宅や職場に生花を飾ってみませんか。

2020年5月

トマト黄化葉巻病(TYLCV)
トマト黄化葉巻病発生株率

令和2年産トマト黄化葉巻病対策申し合わせ事項決定

八代地域では、地域一体となってトマト黄化葉巻病対策を推進しており、ウイルスを保毒している媒介昆虫(タバココナジラミ)を大幅に減らすためにトマトを作付けしない期間を設定することは大変重要です。令和2年産については、「原則8月15日以降の定植開始、翌年6月25日収穫終了とすること」で作付期間の申し合わせがなされました。
申し合わせ事項は、例年、トマトの出荷団体代表者、JA、行政機関など大人数が集まる「八代地域緊急病害虫対策会議(トマト専門部会)」の中で議論されます。しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、まずJA等主な出荷団体の代表者と少人数で会議を行い、後日、その検討内容について、市町やJA系統共販外の出荷団体に対し、訪問や文書により説明し、了解を得ました。
今後は、防除対策の徹底実施に向け、市町、JAの広報誌への防除対策記事の掲載や広報パレードの実施、現地指導などの啓発活動を行い、トマト黄化葉巻病による被害軽減につなげていきたいと考えています。

2020年4月

写真1:作業の説明
写真2:作業前・写真3:作業後

荒廃茶園再生プロジェクト本格始動

八代市泉町では古くからお茶の生産が行われています。栽培から加工、販売などを一貫して同じ生産者の方が行うのが特徴です。しかし、近年は高齢化や後継者不足、機械の故障等により、荒廃茶園が増えています。
そこで本プロジェクトでは、荒廃茶園を減らすことを目的に茶園の提供・栽培・加工などを分業する体制の構築を試みることとしました。令和元年度から、茶園の選定、生産者やJA、市など関係機関への協力の呼びかけ等を行ってきました。
3月17日に初めての茶園管理作業である、中切りを実施しました。生産者の方と農作業受託組織“うぃずゆ~”、関係機関の計14人で作業を実施し、荒廃茶園を再生する第一歩となりました。
来年の一番茶の摘採に向け、施肥や防除、製造の分業をどのように行っていくか、模索を続けていきます。
※専門用語の説明 中切り:茶の更新のためのせん枝方法

2020年4月

展示された生花アレンジ
花いっぱいプロジェクトのポップ

花き消費拡大イベント「花いっぱいプロジェクト」

3月16日から4月13日にかけて、「花いっぱいプロジェクト」の一環として、熊本県花き協会八代支部では、八代市役所と氷川町役場、JR八代駅・新八代駅の4か所にフラワーアレンジメント作品やポップを設置しました。
この催しは、立ち寄った人が季節感や生花の良さを感じてもらえるように生花アレンジを1週間毎にかえました。TVや新聞でも取り上げられ生花の消費拡大につながったと思われます。
例年、3月から4月はイベントや歓送迎会等で花の需要が増える時期ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止や延期となり、市場価格の低迷から花き生産者への影響が懸念されています。

2020年4月

「八代特産晩白柚」(左:栽培ハウス風景、右:追熟ハウス風景)
「八代生姜」(左:トリミング風景、右:貯蔵庫風景)

「八代特産晩白柚」「八代生姜」が地理的表示(GI)に登録

農業普及・振興課、市、町、JA、生産部会が連携した取組みが実を結び、「八代特産晩白柚」「八代生姜」が、「地理的表示(GI)」として、3月30日に登録されました。
「八代特産晩白柚」は、文旦系統の柑橘で、八代市と氷川町で昭和20年代から栽培されています。栽培適地であることと地域に根ざした栽培技術(開花期の人工授粉、摘果、剪定及び袋掛け)によって大型となり、成熟が進むと、柑橘系の爽やかな香り、ほどよい甘味と酸味で食味に優れます。
「八代生姜」は、八代市と氷川町の棚田で大正末期から栽培されています。八代地域特有の栽培方法(疎植栽培と大きな種ショウガ)によって、根茎一つ一つが大きく育ち、みずみずしく辛みの少ないショウガとなります。また、収穫後の適切な貯蔵により、色艶が良く周年出荷が可能となっています。
関係者からは「この機会に全国へ売り出したい」「アピールがしやすくなる」「外国産や他産地との差別化ができる」など次なる産地戦略に期待が膨らんでいます。

2020年2月

説明を受けるクラブ員

八代地方4HC先進地視察研修

八代地方青年農業者クラブでは、六次産業化やGAP等の取り組みについて学ぶため、11月12日~13日に阿蘇地域及び大分県に視察研修に行きました。
阿蘇では、阿蘇地方4HCの「さとう農園」、「下城きのこ園」、及び「井野農菜園」に視察に行きました。同年代の農業者が、加工所運営や農家レストランの整備など高度な取り組みを行っているのを見て、八代のクラブ員も大いに刺激を受けている様子でした。
大分県では、大葉やスプラウトの生産販売、加工食品の製造販売を行っている「植木農園」に視察に行きました。クラブ員からは、「GAPに取り組んで良かったことは?」「加工品を作る上で、注意すべきことは何か?」など積極的に質問がなされ、有意義な研修となりました。
研修後も、クラブ員の六次産業化やGAPの取り組みの支援を行っていきます。

2020年1月

挨拶をする水田会長
プロジェクト発表の様子

八代地方青年農業者会議の開催

12月13日、八代地方4Hクラブ及び農業普及・振興課の主催により、八代地方青年農業者会議が開催され、クラブ員が我が家の農業経営の課題解決に取り組むプロジェクトの発表を行いました。
当日は、各クラブ員が緊張しながらも自らのプロジェクトを堂々と発表し素晴らしい内容となりました。審査員の指導農業士や女性アドバイザーから「発想が素晴らしい。自分たちも参考になる。」といった声が聞かれ、クラブ員も自分達の努力が評価されたことを喜んでいる様子でした。
八代地方4Hクラブは総勢15名が所属しており、今年度はクラブ員の8割がプロジェクト活動に取り組みました。当課ではクラブ員ごとに担当職員を配置し、4月にはプロジェクト検討分科会を開催して我が家の課題の抽出を行いました。さらに、9月には中間検討会を開催しプロジェクトの進捗の確認やフォローアップを行う等、課をあげて活動の支援を行ったところであり、その成果が本番でしっかり発揮できたと思います。
会議後はさっそく、県の農業者会議に向けてパワーポイントの修正や発表練習を行っているクラブ員や、次年度の農業者会議に向けて担当職員と打ち合わせをしているクラブ員もおり、プロジェクトに対する取り組みが活発になっています。次世代の担い手を育成するため農業普及・振興課では、今後も八代地方4Hクラブの活動に対して支援を行っていきます。

2020年1月

農産物ブース来場者
和室・駕籠展示ブース

女子ハンドボール世界選手権大会で八代地域農林産物をPR

11月30日から「女子ハンドボール世界選手権大会」の予選リーグが八代市においても開催され、農業普及・振興課では関係機関・団体と協力して八代地域の農林産物の認知度向上を図るため、ファンゾーン等でのPR活動を行いました。
ファンゾーンの当課のブースでは、トマトや晩白柚等を景品とした輪投げゲームを企画し、5日間で子供から大人まで700名ほどの方々に楽しんでもらいました。
また、八代産の畳表と県産木材を使った和室や駕籠等を展示したブースでは、家族連れや海外からの来場者など多くの方が写真を撮ったり、実際に触れてみたりするなど和の空間に関心をもって観覧されていました。
さらに、大会関係者に対しては、会場内のVIPラウンジにおいて、参加国の国旗を刺繍したいぐさマットをはじめ、タペストリーや椅子など数々のいぐさ工芸品や晩白柚を展示し、何人もの方から「工芸品がほしい。」、「晩白柚を食べてみたい。」といった声をいただきました。
期間中には地元八代管内からも多くの農家が来場されましたが、トマトや晩白柚、いぐさ等に多くの来場者が関心を寄せている光景を見ていただき、県の取り組みに対し、たくさんの「ありがとう」の評価をいただきました。

2020年1月

審査の様子
入賞された松田さん

過去最高順位 県茶品評会茶園の部

県茶品評会茶園の部の八代地域の審査が昨年11月21日に行われ、泉町の5人の方が出品されました。泉町からは松田泰輝さんが三等賞に入賞、八代からの出品では過去最高の順位となりました。審査では生育状況(12項目)・管理状況(11項目)・土壌分析(7項目)の計30 項目を茶業研究所の研究員や農業革新支援センターの専門員が審査します。比較的に均一に管理しやすい乗用型管理機・摘採機を使用されている茶園が多い中で、時間や労力のかかる可搬型を使われている松田さんは大健闘されたのではないかと感じます。
茶園品評会は日ごろの管理の成果を出すだけでなく、審査員の意見や土壌分析を受けて茶園の状況や管理方法を振り返るきっかけにもなります。今後も当課ではいずみ茶の振興のため、高品質生産に向けた栽培管理に取り組んでいきます。

2020年1月

令和元年度第1回いぐさ若手生産者研修会開催

いぐさ普及指導室では、熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会との共催により、12月17日に八代ホワイトパレスにて、「第1回いぐさ若手生産者研修会」を開催しました。
この研修会は、県内の若手いぐさ生産者に対し幅広い視点からいぐさ経営等を見つめる機会を設けることで農業経営の改善やスキルアップをはかり、産地の担い手育成・意識改革につなげることを目的に、昨年から実施しています。
研修会には宇城・八代地域のいぐさ生産者29名が参加し、株式会社農テラス代表取締役の山下弘幸氏による講演を行いました。
山下氏は、自身の農業人生の中で戦略的に稼ぐ農業経営を確立、さらに「企業農業」で今日を築いた体験を通し、現状を認識して時代の流れを読みとり、それに対応したイノベーションを繰り返していくことの必要性などを話されました。研修会ではこの他に情報発信に関する研修もあり、参加者は熱心に耳を傾けながら、経営改革をしていくことの重要性を認識しました。
いぐさ普及指導室では今後もこのような研修会を開催し、後継者・担い手の育成を図って参ります。

2020年1月

研修の様子

樹園地集積の先進地研修を実施

11月11日、梨を中心とした樹園地の集積に取り組んでいる中大野地区営農改善組合(氷川町)が、佐賀県伊万里市で先進地研修を行いました。
梨の産地である伊万里市では、高齢化と担い手不足に対応するため、関係機関が一体となり毎年団体の総会で計画の見直し等を行いながら地域単位で園地を守っていく「地域リレー方式」に取り組んでいます。
関係者から地域の梨園を守るための組織づくりや集積方法など具体的な事例を交えながら話があり、「まずは産地の将来像を描くことが重要」と力説されました。その後意見交換を行い、組合が目指す今後の方向性や取組みのヒントが得られました。
今後も中大野地区の産地活性化に繋がるよう、生産者をはじめ町やJAなどの関係機関と一丸となって樹園地の集積に取り組んでいきます。

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