2026年のエリア普及現地情報

2026年2月

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現地検討会の様子
ドローン防除の様子

~サラたまちゃん産地の維持に向けて~ ドローン防除現地検討会を開催しました

芦北地域のタマネギ栽培では、生産者の高齢化による労働力不足が深刻な状況となっており、今後、産地を維持していくためには、栽培管理の省力化・軽労化を推進していく必要があります。
タマネギ栽培の防除作業(農薬散布)については、主に生産者が動力噴霧器を用いて行っており、重労働だという声がよく聞かれています。また、タマネギの病害発生を防止するためには、定植直後の11月~12月にかけての防除が特に重要ですが、同じ時期に植付作業が続くため、防除に手が回らないという問題を抱えています。
そこで、タマネギの農薬散布の労力削減と適期防除を目的に、防除作業を受託組織に委託し、ドローン防除の実証に取り組みました。11月27日に開催した現地検討会では、生産者約20名が集まり、ドローン防除に関する意見を交わしました。生産者からは、「年内に防除した方がいいのはわかっているが手が回らない。委託できるならぜひやってもらいたい」、「あっという間に終わって驚いた」といった意見があった一方、「委託料が水稲よりも高い。植付時期や栽培場所を集約することで、安くできるのではないか」といった意見もあり、今後は地域一体となった取組みが必要と考えられました。
農業普及・振興課では、今後も引き続き、サラたまちゃん産地の維持に向けて、関係機関と連携して取り組んでいきます。

2026年2月

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研修生からリリーフ園について説明を受ける参加者
JA職員から選果場の説明を受ける参加者

新たな未来の担い手募集中「新規就農研修バスツアー」開催

芦北地域では関係機関で「新たな担い手確保対策プロジェクトチーム(以下PT)」を構成し、減少する地域の担い手確保に向けた取組を積極的に行っています。例年就農を希望する方々を対象にバスツアーを計画しており、本年は県内外から4名が参加して12月6日(土)に開催しました。このツアーでは、現地での栽培状況をはじめ、認定研修機関(JAあしきた)での研修紹介や就農に必要な情報提供を行い、地域の魅力や果樹農業の実際を知ってもらうことを目的としています。
参加者は高齢等により管理が困難になった園地をJAが地主から一時的に預かっている「リリーフ園」を訪れ、来年5月に継承予定の研修生からの研修内容などの話を聞き、1年目から農業所得が得られることへの関心は非常に高いように感じました。  
就農を検討されている参加者は就農イメージが具体的にできたようで、昼食時の意見交換では就農への想いや就労状況、収入に至るまでの質問が多く出されました。
午後からのJAカンキツ選果場では「デコポン」の生産選果状況や販路について説明を受けました。収穫されたばかりの果実が丁寧な工程を経て箱詰めされ、出荷される状況を見学し、参加者からは、「収穫後の販売についても不安でしたが、悩みが解消されました。」といった声を聞くことができました。
ツアー終了後には、参加された2名から就農に向けた次のステップである「短期研修(作業体験)」への申し込みがあり、着実に活動成果が現れています。今後も関係機関と連携しながら円滑かつ就農希望者に寄り沿ってサポートを行っていく予定です。

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