7~8月お盆向けのホオズキ【鉢物】試作について ~シクラメン後作を想定した新品目の導入~
上益城地域では、6号(直径18㎝)以上の大鉢や贈答用向けでなく、手頃な価格帯である4〜5号(直径12~15㎝)鉢を主体としたシクラメン生産が甲佐町で行われています。
近年、農業生産資材の価格の上昇が続いており、プラスチック資材を多用する鉢物栽培は経営が不安定になっています。
このような背景から、当課ではシクラメンの後作として省力的な品目を検討しており、本年は7、8月のお盆需要を狙った「鉢物ホオズキ」の試作に取り組みました。
R8.3月中旬に播種、5月上旬5号鉢に4本定植し栽培をスタートしました。当初の生育は順調だったものの、節間伸長不良、開花・結実不良が続き、7月下旬になっても出荷できる品質に達せず、また7月28日の熊本地震で被災したこともあり、試作を断念しました。
6月に「鉢物ホオズキ」栽培の先進地である佐賀県唐津市で研修を行いましたが、今回の取組みで先進地と比較して播種時期、潅水法、基肥の施用法に改善の余地があることから、これらを踏まえて来年1月から再度試作に取り組む予定です。
農業普及・振興課では、引き続き新規品目の提案を通じて、鉢物産地の維持に向けた取り組みを継続して支援していきます。