土層改良検討会
和水町の板楠ホオズキ生産組合は、令和元年からホオズキの栽培に取り組んでいます。しかし、生理障害の発生により収益が低いことが問題となっています。生理障害発生の原因の一つとして排水不良が考えられたため、昨年、土層の物理性改良のため耕盤破砕を実施しました。その結果、令和7年産は生理障害が軽減されました。
一方で、県内では、クリの新植が進んでいます。しかし、排水対策が不十分な水田跡地に植栽し、生育不良となることが問題となっています。そこで、ホオズキで実施した耕盤破砕をクリ新植前の排水対策として活用することを検討するため、県内の果樹担当者に呼びかけ、耕盤破砕検討会を開催しました。耕盤破砕をする機械(カットブレーカー)は九州沖縄研究センター(以下「九沖」という。)から借り受け、ホオズキのほ場で実演後、破砕後の土壌の状況、水田跡地での利用方法等を検討しました。九沖からは、実施上の注意点や多品目での実施例の説明がありました。果樹では、傾斜地の園地が多いため、省力化・作業効率化のためには、水田等平坦地への植栽も一つの方法となります。今回実施した耕盤破砕が、果樹の平坦地導入を進める上での課題解決の一助になることが期待されます。