2026年のエリア普及現地情報

2026年2月

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実演の様子    
実演の様子    

土層改良検討会

和水町の板楠ホオズキ生産組合は、令和元年からホオズキの栽培に取り組んでいます。しかし、生理障害の発生により収益が低いことが問題となっています。生理障害発生の原因の一つとして排水不良が考えられたため、昨年、土層の物理性改良のため耕盤破砕を実施しました。その結果、令和7年産は生理障害が軽減されました。
一方で、県内では、クリの新植が進んでいます。しかし、排水対策が不十分な水田跡地に植栽し、生育不良となることが問題となっています。そこで、ホオズキで実施した耕盤破砕をクリ新植前の排水対策として活用することを検討するため、県内の果樹担当者に呼びかけ、耕盤破砕検討会を開催しました。耕盤破砕をする機械(カットブレーカー)は九州沖縄研究センター(以下「九沖」という。)から借り受け、ホオズキのほ場で実演後、破砕後の土壌の状況、水田跡地での利用方法等を検討しました。九沖からは、実施上の注意点や多品目での実施例の説明がありました。果樹では、傾斜地の園地が多いため、省力化・作業効率化のためには、水田等平坦地への植栽も一つの方法となります。今回実施した耕盤破砕が、果樹の平坦地導入を進める上での課題解決の一助になることが期待されます。

2026年2月

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収穫直前のイチゴ
遮光資材を活用した育苗の様子

玉名のイチゴ出荷開始!

令和7年11月下旬からJAたまなイチゴ部会の出荷協議会が開催され、玉名地域のイチゴの出荷が本格的に始まりました。玉名地域の共販出荷では、生産者数189人が約47haでイチゴ栽培に取り組んでおり、県育成品種「ゆうべに」を中心とした栽培で年内の生産量を確保し、関東や関西を中心に玉名産のイチゴを届けています。特に8月の大雨では、玉名地域でも多くの生産者で育苗や定植前の本ぽが浸水しましたが、復旧が間に合い、9月下旬には無事に定植することができました。
イチゴの生産上の課題として、育苗期の高温と花芽分化の遅れへの対策が求められており、当課では今年の6月から定植期にかけて遮光資材や紙ポット、短期株冷処理(苗の冷蔵による花芽分化斉一化処理)の効果について展示ほを設置し、生産者や関係機関と検討を行いました。また、昨年は未分化状態で定植が行われ年内収量が大きく減少した事例を踏まえ、花芽分化確認後の適正な定植をJA指導員と連携しながら現地検討会で呼びかけを行いました。この結果、定植のピークは5日程度遅くなりましたが、昨年より開花の揃いは良い状態で年内収量も確保できる見込みです。
今後も生産者や関係機関と連携しながら、イチゴの安定出荷を目指して支援を継続して参ります。

2026年2月

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アシストスーツの装着体験
情報交換会

「アシストスーツは導入前の体験が大事!」玉名地方農業振興同友会全体研修会の開催

玉名地方農業振興同友会では、会員の資質向上と交流による相互理解を目的に年数回の研修会を開催しています。本年度2回目となる研修会は、作業負担の軽減や腰痛等の予防に有用なアシストスーツに関する研修の要望があり、アシストスーツの装着体験研修会を開催しました。
研修会当日は、22名の参加があり、半数以上が夫婦での参加でした。研修会では、当課からアシストスーツの長所・短所や価格等の説明を行い、その後、用意した7種類のアシストスーツを会員や夫婦自らが装着して、着脱が一人でできるか、強度の調整のし易さと効果、装着しての動きの制限等を確認しました。
参加した会員の大部分はアシストスーツを装着することが初めてであり、用意されたアシストスーツ数種類を試しながら、「他人の意見よりも導入前に自分で体験することが大事」という声が多く聞かれました。研修会後には情報交換会が行われ、アシストスーツの話題の他にも多くの話題で盛り上がり、盛会のうちに研修会は終了しました。
当課では、今後とも会員の要望に基づいた同友会が企画する研修に対する支援を行い、農業者の経営改善に向けた支援強化を図ることにしています。

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